メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <同じもの作ってと言われても、改良すべきところは改良するようにしています>

2022-03-29 10:53:18 | Weblog

桜も咲いて、春!春!

 

ずっと前に使ってたCAD室がなくなることになりました。

15年以上前に使ってたのですが、その後は主に製造部が使っていました。

設計としてはサンプルを置かせてもらっていたのですが、年1回大学生の見学の際に見てもらうぐらいでした。なので感傷的にもなってないです。

今後はその部屋自体をなくして、有効活用していきます。

窓はないのですが、西日が当たるところなので、クーラーが故障すると発狂してしまう程暑くなります(笑)。

他にもいろいろレイアウトの変更等あるようです。

 

ダンボールには段目と言われる波波の方向が大事になります。

定型の形状ではだいたい決まった段目の方向になります。

例えばよく見かけるみかん箱形式では、箱にした場合縦方向に段目が走っています。

段目は、基本的に横方向か縦方向になり、斜め方向で使用するのはあまりないです。

 

でも、定型であっても縦か横かどっちやねんというものがあります。

ざっと大雑把には、縦が8割ぐらいで、横が2割ぐらいかな?

で、営業が借りてきたサンプルが横方向のもので、初めは横方向にしてましたが、営業と話し合って縦方向でいこかということになりました。

縦・横どちらでもメリットやデメリットがあり、絶対こっちと決められない構造でした。

そういう時は、非常に悩ましいので、両方作ってみるのがいいです。

作ってるうちに、見えなかったことが見えたりするので、サンプルを作ってから判断する方が確実ですね。

という具合に、これと同じもの作ってと言われても、それでいいのか?よりよくならないのか?という視点を常に持って、改良すべきところは改良するようにしています。

価格競争だけではなく+αの提案をさせてもらいます。

ご依頼はお気軽に!

でわでわ。

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