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青の時代ー三島由紀夫

2024年06月12日 | 読書


評価4

再読(前回2019年7月21日)。
戦後世間を騒がせた高利金融会社「光クラブ」を経営していた現役東大生の自殺事件を素材に、三島のシニシズムを織り込んだ作品。前半では自意識が異様に強い主人公の少年時代が描かれ、後半では戦後の世相と主人公の関りが交錯する。

解説によると三島自身「資料の発酵を待たずに、集めるそばから小説に使った軽率さは、今更誰のせいにもできないが、残念なことである。文体もまた粗雑であり、時には俗悪に堕している。構成は乱雑で尻すぼみである。」と反省している作品らしい。確かに前半で主人公の人間性を追求していたわりには後半部での掘り下げが甘いというしかない。しかし、主人公・川崎誠と友人・愛宕の会話の内容は何度読んでもあまり理解できません・・・

キーワードは大きな鉛筆の模型

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今朝の盛岡(北上川新川合流点から望む南大橋方面→盛岡四高)

2024年06月12日 | 盛岡の風景



不来方橋→盛南大橋→旧萬屋→盛商→スコーレ→鶴子アンダー→南仙北ひまわり公園→川久保交差点→コナカ→三本柳→四高→新川橋→土手道→南大橋下→遊歩道→明治橋→南大通→ホットライン肴町→中ノ橋【16,130歩13.7㌔】
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