下からの続きです
ある日のこと、瞑想で夢うつつのときに
「可哀相だと思うなら花を手向けてやって欲しい」
という声が聞こえました。
なんだろうか?と思いました。
ワタシは、大阪拘置所の近くに住んでいます。
そこで、その頃ある死刑囚の死刑が執行されました
沢山の子供たちを殺めた犯人のです。
裁判から執行まで、マスコミが熱狂的に追いかけ
住宅街に取材ヘリコプターの音が鳴り響いたものです。
「その声」に従って、お花屋さんでピンクのリンドウを買って
死刑された遺体のみが出て行くという
鉄の扉の前に、お供えし、「生まれ変わったら
もうあんなことしたらアカンヨ」と祈りました。
それがいけなかったようです。
二人目の憑依です
貴方は誰ですか?というAncella先生の質問に
彼は答えます。
「ボクは、守」
裁判では苗字ばかりで呼ばれていましたから
名前は知りませんでした。
「ボクは混乱していたんだ」とすすり泣きます。
裁判やらの報道で横柄なイメージでしたが、
実際の彼は、決してそんなことは無く
いろんな事情が悪いほうへばかり作用して
自暴自棄になっていたように感じました。
だからといって、将来のある子どもたちを
殺めても良いという訳ではありません。
犠牲になった子どもたちは、
どんなにか怖かったことでしょう?!
残された家族たちの悲嘆の大きさは
彼をとても苦しめたのです
「ゴメンね、ゴメンね」と泣きじゃくる彼です
其処には、あの不遜なイメージはありません。
彼の方が幼子のように不安におびえ震えていました。
Ancella先生に誘導されて光の世界へと
送られます。
そのとき、他にも沢山の小さな魂が
とても美しい小さな丸い球体で
一緒に昇って行きました。
犠牲になったお子達も突然の死に
理解できぬままこの世に
留まっていたのでしょうね。
無事成仏できたようです。
最後に
事件にかかわった皆様へ
正直、縁もゆかりも無いワタシが
このような話をUPして、いいものかどうか悩みました
このことで、かえって
悲しみが増す方もいるかもしれません
この話は、この凄惨な事件の犯人を擁護するものでも
関係者の方を誹謗中傷するものでも決してありません
犠牲になられた小さな魂たちへの
心よりのご冥福をお祈りいたします
また、関係者の皆様の心の平安が訪れますように
と切に願わずにはおれません
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