行雲流水の如くに

抜け穴だらけの政治資金規正法が骨抜きになった。

20年以上にわたって裏金作りをしてきた自民党は、糧道を止められると壊滅するとでも思っているのか?

「企業・団体献金の廃止」は巣穴にしまい込んでおくびにも出さない。

「政策活動費」について少しは前進を見るかと思ったが、今度は骨抜きにしてしまった。

「領収書の公開」は10年後だという、しかも黒塗り有りだ。

民間では「使途不明金」は経費で落ちず税金を払わなければならない。

しかもこのようなことを日常茶飯事で行っている企業はいつかおかしくなる。

この骨抜きの手伝いをしたのが日本維新の会。

この一連の流れは、時代劇のドラマを見るようだ。

「越後屋、お主も悪よのう

悪同士が手を結べばこうなるという見本だろう。

 

公明党は「パーティ券の公表は5万円以上」を譲らず政権離脱を覚悟しているのかと思ったが、やはり演技か。

与党のうまみを十分味わっているのでいまさら抜け出せない。

「朱に交われば赤くなる」ということだろう。

 

この一連の流れについて自民党内は「不満たらたら」だという。

しからば岸田下ろしが起きるのかというとそんなエネルギーも無い。

とにかくひたすら国民がこの裏金問題を忘れてくれることを願うだけか。


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コメント一覧

megii123
i1189さん、こんばんは。
もはや「語るに落ちる」というのこのようなことを言うのでしょう。
抜け穴、骨抜きです。
もともとやる気が無いのです。
i1189
抜け穴と言えば罰則規定がありませんね。違反者は即議員資格はく奪、党は政党助成金停止とかの処罰が必要です。
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