ロシアのプーチンによるウクライナ侵略は、明らかに失敗である。
ウクライナのNATO入りを阻止しようとして侵攻したのだが、NATO諸国からウクライナへ武器弾薬がどんどんと届き始めている。
これでは実質的にNATO入りしたようなものだ。
スウェーデンやフィンランドもNATO加盟を申請した。
「藪をつついて蛇を出す」とはこのことか。
ロシアの苦戦は中国にとって大きな衝撃だ。
台湾が初戦で頑張って抵抗を続けていれば、世界は台湾支援に回る可能性が高いということだ。
ましてや台湾には親中派の勢力は少なく、本音では「台湾独立派」が大部分だろう。
内部から攪乱するなどの手は使えない。
さらに中国と台湾は陸続きではない。
必ず大量の艦船で押し寄せなければならない。
ドローン大量配備などで水際で防げる可能性が高い。
今回ロシアが大きな非難を浴びたのは、ミサイルを無差別に飛ばして一般の住民を虐殺したことだ。
軍事施設だけを叩くなどと言う芸当は難しいのだ。
台湾で同じようなことをすれば、中国は世界からごうごうたる非難を浴びるだろう。
そこで中国は台湾侵攻作戦を練り直さなければならなくなった。
5~10年台湾侵攻は難しくなった。
いずれにしても武力による侵攻は願い下げである。