旧統一教会と自民党との関係は、簡単に清算出来ないズブズブの関係のようだ。
岸田政権は完全にお手上げ。
「党として調査を行う必要がない」、関係した議員は個人として説明せよという指示のみ。
これは何を意味するかというと、調査したら何が出て来るか分からない。
さらには、旧統一教会側がどんな隠し玉(個々の議員の恥部を握っている?)を持っているか、怖くてしょうがないわけだ。
一方「創価学会」も戦々恐々としている。
いつ何時、火の粉が飛んでくるか分からないからだ。
創価学会も昭和30年~40年代には強引な信者獲得(折伏)を繰り広げていた。
学会の元幹部談(選択8月号)
自民党と連立政権を組んだ頃から、統一教会について常に警戒してきた。今回の事件によって再び宗教団体への風当たりが強くなるのだけは避けたい」
旧統一教会を「宗教団体」と考えてはいけない。
違法か合法かすれすれの活動を行って信者から多数の訴訟を起こされている集団なのだ。
公的であるべき政党がこのような集団とつながりを持った時点でコロナのように感染する。
お互いが持ちつ持たれつの隠微な関係になる。
ところが映像社会になったから隠そうとしてもバッチリ証拠が残る。
それこそ「隠しきれない移り香」である。
岸田文雄は安倍派乗っ取りという賭けに出たのだが、安倍派自体が雲散霧消の憂き目にある。
「リクルート事件」で自民党が分裂したように天下大乱の気配濃厚である。