行雲流水の如くに

黒川麻雀問題から見えてくる人間模様

東京高検の検事長に上り詰めた人間が、賭けマージャンをやっていたという驚きの報道が流れた。

週刊文春が強烈な文春砲を放ったのだが、参加していた産経新聞記者と対立する派閥?から情報が流れたという。

通常はあり得ないことだが、産経新聞は,もうまともなマスコミとしての役割を担えなくなっているのだろうか。

 

黒川問題の本質は安倍晋三による検察庁の取り込みである。

今後おそらくこの本質を隠す様々な情報操作が行われるだろう。

政治評論家の田崎史郎が官邸の意を受けたのだろう、さっそく責任を稲田検事総長に擦り付ける発言をした。

TBSの「ひるおび」は田崎史郎を重用しているが,田崎は官邸べったりすぎる。

問題あり。

黒川定年延長問題をごり押ししたのは、明らかに安倍晋三である。

なぜなら検察庁を言いなりにさせて最大の利益を得るのは安倍晋三だからだ。

 

黒川高検検事長は悪人にはなりえず自滅した

黒川弘務と付き合いのある人間は「彼はいい人」と皆言う。

このタイプは「NO」を言えない。しかも交渉能力はある。さらに良いことに検事としての矜持がない。

政権側の上司にしてみたら非常に使い勝手が良い。

おそらく安倍晋三や菅義偉にしてみたら、定年延長してまで検事総長にしたかったのである。

 

産経新聞記者は人間として持つべき常識を踏み外した

産経新聞の記者は社内でも有能で通っていたのではないか。

黒川検事長とズブズブとも言われる関係を築いてそれなりの情報を得ていた。

平常時であれば4人の中で口裏合わせをすればバレルはずがない。

しかし今回は国民皆が自粛しており、特に3密は厳禁だ。

であるならばこのような時にやるべきではない、という常識が欠けていたということだ。

 

今回の問題で最終的に責任を取るべきは安倍首相である。

しかし責任はあるが責任をとるとは言わない首相だ.

国民が取るべき手段は、支持率を20%台に落として、自民党や公明党から引きずり落す動きが出るのを待つくらいか。

少なくとも検察庁法改正案は廃案にする必要がある。


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