行雲流水の如くに

日韓関係の今後を展望する

今年は小渕恵三首相と金大中大統領が1998年日韓共同宣言を結んで25年になる。

ところがこの10年来、日韓の間では常にぎすぎすした関係が続いてきた。

現大統領の尹錫悦(ユン ソギョル)になってから、劇的に改善した。

信念を貫く一本気な性格で、酒の席が好きで面倒見が良く、愛犬家としても知られている、という。

(私は愛犬家に悪い人はいない?、と思っているから、評価アップだ)

バイデン大統領も愛犬家だが、彼の飼う犬は人を噛むらしい。残念だ。

一方の岸田首相は、

安倍晋三元首相のような「歴史修正主義者」ではなく「状況主義者」だ。

原理原則にこだわらない。

この点が日韓改善に幸いした。岸田首相の数少ない功績の一つだろう。

 

「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」 ドイツ大統領ワイツゼッカ―

日本と韓国とはおそらく2000年以上の付き合いがある。

特に明治時代以降の歴史について、何があったかしっかりと向き合う必要がある。

その歴史認識の上に立って友好関係を結ぶべきだ。

幸いなことに若い人たちの間では、あまりわだかまりなく交流が進んでいるようだ。

 

ちなみに今年7月の訪日外客数、

①韓国626,800人②台湾422,300人③中国313,300人


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