行雲流水の如くに

前途多難岸田内閣ーー新任閣僚の答弁不安定(木原防衛大臣、加藤少子化担当大臣、武見厚労大臣)

昨日から参院予算委員会が始まった。

新任閣僚はどれも危うい。

それはそうだろう。各派閥からの推薦枠で押し込まれた大臣と女性閣僚アピールのための起用だから。

とりあえず昨日の国会中継で目に付いた3人についての感想。

 

①防衛大臣になった木原氏は、教育勅語を信奉し大臣になるまで議員会館内に飾っていた。

だいたいどんな心情の持ち主かというのは想像がつく。

先日も選挙応援で自衛隊を持ち出して公務員の中立性を侵しかねない発言があった。

 

②少子化担当大臣の加藤鮎子氏は、自分の政治資金で不透明な問題を抱えている。

少子化対策の財源はどうするかについてほとんどこたえられず。

女性閣僚の登用というPRのみでの起用か?

 

③育ちの良さが目に付く武見厚労大臣だが、伏魔殿のような厚労省を仕切れるだろうか?

日本医師会の支援を受けていることが厚労行政の中立を守れるか?

「汚れ役が出来ない」という評価だが、この世の中、きれいごとだけでは前に進まないというのも事実だ。

 

明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは  親鸞

岸田改造内閣のスタートから嵐に見舞われている。

このままジリジリ支持率を下げて年を越しそうだ。


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