「連合」は、今の芳野会長になってからどうも様子がおかしい。
労働組合の専従という立場を上手く泳ぎ切ってトップになっただけの人物のようだ。
労働組合の在り方について深い考えがない。
もしあれば、30年間日本の労働者の賃金が上がらずに停滞している原因を鋭くえぐるはずだ。
そして行動する。
労組全体の推定組織率は16.9%で、働く人の8割以上が労組に入っていない。
連合は市民や国民に頼りにされる存在になっているのか?という問いに対し、落第点しか出せない。
特に努力不足を指摘しておきたいのは、非正規雇用の労働者やフリーランス、女性や若者に寄り添った運動が出来ていないことだ。
政党に対しても、上記の点に力を尽くしている政党を支援すべきだ。
過去の因縁がどうなっているのかよくわからないが、労働運動に力を尽くす共産党に異常な敵対心を燃やしている。
そして自民党に接近しているが、うまいこと取り込まれるだけであろう。
連合OBの一人は次のように危惧する。
「連合は政策制度要求で政府とは向き合うが、自民党の論理に取り込まれないようにしなければいけないのに」