やはり懸念していたことが起きた。
今日は、東京で感染者が100人を超えるという。本来なら東京アラートを出すべき状態だ。
しかし東京都知事選が終わるまでブレキーを踏まずにアクセルを踏み続けるつもりなのだろう。
東京都の小池知事の動きが不可解なら、安倍晋三と茶坊主どもの動きも理解不能だ。
「専門家会議」を廃止したが、新しい組織の立ち上げがまだできていない。
官邸の言いなりにならない「専門家会議」を切って捨ててうっぷん晴らしをしたが、ただそれだけのこと。
安倍晋三は「日本モデル」の成果などと、比較的コロナ過の被害が少なかったことを誇っているが、肝心の「日本モデル」の中身が未だによくわかっていない。
ノーベル学者の山中伸弥教授でさえも、被害を低く抑えられた「ファクターX」の原因を模索中だ。
「緊急事態宣言」などは勇ましく発表すれば、それなりに評価は高まる。
しかし重要なのは解除のやり方だ。慎重のうえにも慎重であらねばならない。
徒然草第109段 高名の木のぼりといいしをのこの言
「目くるめき、枝危うきほどは、おのれが恐れ侍れば申さず。あやまちは、やすき所になりて、必ず仕ることに候」
最近、目に付く言葉で違和感を覚えていたのが、「いわゆる夜の街クラスター」とか「いわゆる昼から」だ。
いわゆるーー世間で普通に言っている
なぜ、頭に「いわゆる」をつけるのか?
何か意図的な匂いを感じる。事態を直視せずに茶化しているような感じだ。
クラスターが発生しているのならば、実態を克明に調査すべきだ。
結局このようなやや不真面目な対応方法が、取り返しのつかない事態を生むかもしれない。
日本は国を挙げて真面目に立ち直れ!