独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

冷凍庫

2008年03月17日 | Weblog
冷凍食品も減りました。 こんな食生活は、やっぱり、よろしくないですカモ。 中国産の野菜などの輸入は、フード・マイルって考え方だと問題。 これからは、一次産品の高騰の時代ですから、工業生産は比較低効率ってことになるかもです。 生産財の高騰も痛いですし、やがては国産品に回帰するでしょう。 花卉の運搬なんて仕事は先々細りますかねぇ。

大体、生物は互いにニッチなところを探して生き残り戦をしてるものなんですけど、農産物などへの、大量生産は本来合いません。 グローバリゼーションは生物とは本来相反するものなんです。 適産地で多種多様なものを作る、のが正しい。 ローカライゼーションを進めるに、我が国ですと農地が、生産技術継続が危うい状況だと思います、米が安すぎますからね。 今のうちに農地を買って、自分で農耕しても良いかと思うほどなんですけどね。

まずは、もう少し食品価格が騰がることが望ましいです。 今までは安すぎましたので、丁度よろしいです。 国産米が安いと感じるようになると思います。 サウジで、海水から淡水を造り、砂漠で小麦栽培なんてこともあり得るかもしれませんが、小麦価格が、10倍くらいにあがれば現実味を帯びましょう。 流れはそっちの方向だと思うのですよね。 ヒトも誕生して長らくは、食料の確保に明け暮れてました。 

狩猟から、農耕に移り、まずは何とか生きてこれるようになりましたけど、戦後は保冷技術が大きな役割を果たしてきました。 カビ毒ってのが、人類の寿命に大きな影響を与えてきたと思うのですけど、これは保冷技術やサランラップのおかげかも。 しかし、石油高騰で、何でも冷凍は割りに合わないことになって来るかもです。 冷凍さんま1本80円とかするめいか1杯100円なんて安いエネルギー源がないと難しいかもですね。

石油ピークを越え、先が見えてきたこと、温暖化が認知されたこと。 いずれも現状は保てないことはみんな分かってくれるようになりました。 安心、安全な食品の前に、量の確保が問題になる時代に早く戻らないかなぁ、、って思う昨今ですよね。 多分先を見るに、それが正しいことだと思うのですよね。

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2 コメント

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日本は備蓄の ()
2008-04-11 11:22:59
準備を始めるべきだろうと
思っています。
急激な気候変動があれば、食料が逼迫
するものです。
食料備蓄量がタイトになってきていますので
その影響を受けやすい構造になっています。
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備蓄は (オオカミ少年A君)
2008-04-11 12:54:23
無理っぽいですね。 天水農法に戻るのはあと3世代でしょうか? 極端な予告があってしかるべき時期なんです。 農業に行く若い人が増えないと。
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