昼間お墓参りに出掛ける時も、夕飯を食べて帰ってきた時も、
このツバ黒ちゃん達の賑やかな声が聞こえませんでした。
確かおとといまではチチチと鳴いて顔を出していたのに。
母も昨日から気になって仕方なかったらしいのですが、
でも飛ぶ練習をしているのかと思っていました。
それにしてもいつまでも姿も見えないし声も聞こえない。
普段ですと、チチチと口真似してみると顔を出してくれて、おまけに目が合ったりしてのに…。
この写真の子たちは二度目に産まれたヒナ達です。
前回の子たちは飛ぶ練習を何度か繰り返していくうちに、じき巣立っていきました。
二度目に産まれたこの子たちも、親の愛情をたっぷり受けて、毎日沢山の餌(小さなバッタや虫等)を運んでもらっていました。
見ていると親ツバメのその愛に涙が出そうになる位、何度も何度も餌を探しては繰り返し運んでいます。
ヒナによっては時に間引きされる事もあるそうですが(小さかったり弱かったりすると、育たないと親に判断されて巣から落とされるそうです)、
それがこの4羽の子たちは全員が元気一杯に育ち、巣からはみ出そうになる位むくむく大きくなってきてました。
それが前回同様、気が付いたらいませんでした(;_;)
きっと昨日のうちに巣立っていったんでしょうね。
毎日毎日賑やかにチチチと鳴いて、日一日経つ毎に黒く丸々育つヒナ。
親の愛情を丸ごと見せてもらって、家族全員旅立っていきました。
今はとっても寂しいけれど、
我が家で育まれた命が今頃どこかの空の下、南の国を目指して翔んでいるのかな~。
家族仲良くいるのかな~。
離ればなれになってないかな~。
色々考えてしまいますが、でも親ツバメはまた翌年も同じ場所に戻る習性があるとか。
思えば5月からのこの短い期間に2度も産んでくれて、
忙しく疲れて帰ってきた時にも笑顔と潤いを与えてくれました。
ツバ黒ちゃんありがとう!!!
玄関汚れてもいいから、また来年も絶対に戻って来てね~(*^-^)ノ
その日を今から楽しみに楽しみに待っています。