演劇人 RAKUYU

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子ども実験劇場2

2008年12月15日 | インポート

2009年に公演する「のらねこハイジ」について考えを述べたいと思います。

あくまでも私個人のイメージですので、ご了解下さい。「のらねこ・・」では

柳本、江川、原さんたちの有力メンバーで子ども達を指導してくれており、

熱血ぶりで子ども達の取り組み態度が変わってきたと聞いております。

順調に進んでいると思います。さて、本題に移りますと、まず2色の色に分かれます。

「ネコとネズミ」これだけが観客にわかれば後は役作りで表現できます。

もちろん衣装の違いでネコの各役柄を色分けできますが、

もしするにしてもワンポイント程度にとどめることを提案します。

場面の説明、装置、道具などをどう処置するかも問題となるでしょうが、

ほとんど使わずにできれば良いでしょう。とくに装置は出入りに手間と時間が

かかり劇の流れを切ってしまうところがあります。すると観客の気持ちの流れも

寸断される恐れがあります。10秒以上の沈黙が許されるでしょうか?

かつて、1分からの沈黙を経験した私の強い強い思いでもあります。

照明の効果に頼らないことで、顔の表情、つまり心の表情を出さなければならない。これは絶対必要です。ダンスでも見られることで指先ひとつにも神経を行き届かせねばならないこと。これら一つ一つ役者自らの肉体表現であるということをわかってもらいたい。

以上はあくまで指導者が心構えすることであって、子供たちはそんな理屈はわかるはずがないでしょう。子供たちの成長に期待します。公演が楽しみです。


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1 コメント

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いつもお世話になっています。 (見学生(N))
2008-12-15 23:04:02
いつもお世話になっています。

一度、子ども達(私の先輩^^)の練習を見学させていただきましたが、
ものすごいパワーと元気を感じました。

 それに私が一番感じたのが、
楽しそうに演技をしている所。

今の目標は、声を大きく!
そして楽しく練習する事です。
台詞覚えはその後で……
(っておい!)
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