月島だより

この目で見たこと感じたこと

北海道原生花園の旅(その6)知床半島その1

2007-07-31 07:51:41 | 北海道原生花園のたび
野付半島を後にして知床半島に向かいました。途中羅臼国後展望搭に寄りました。展示資料など読むと、日本人が早くから北方の島々に関心を持っていたか、国後、歯舞、色丹、択捉は日本の領土そのものであることが良くわかります。

展望搭から羅臼町を見下ろす。


国後島を望む。


ウトロにある知床自然村へ。キャンプ場内ではエゾシカが。



北海道原生花園の旅(その5)野付半島その4

2007-07-29 13:30:02 | 北海道原生花園のたび
別海町漁港から野付半島のトドワラを往復する観光汽船に乗りました。途中、野付半島越しに、ソビエト領になっている国後島が見えてきました。北海道の人たちにとって北方領土問題がみじかな問題であることを改めて実感しました。


途中シマエビを漁している打瀬船を見つけました。浅い海底とシマエビのえさであるアマモを守るため生み出された独特の漁法だそうです。


船はトドワラに着きました。そこはトドマツが長い年月のうちに海水に浸食されて枯れ木になっていました。


砂地にはハマナスとセンダイハギが咲いていました。


北海道原生花園の旅(その4)野付半島その3

2007-07-27 18:22:47 | 北海道原生花園のたび
バンガロー生活はなかなか快適です。夜は東京から持ってきたColeman製の封筒型寝袋で御睡眠。それがなかなか暖かくて気持ちがいい。朝はご飯を炊いてライスカレーとコーヒー。昼と夜はおいしそうなレストランを見つけて食事。お風呂は毎日近くのホテルの温泉に400円だして入りに行く。ちょっと不便なのはトイレ。懐中電灯ぶら下げて十数メートル離れたところに出かけてゆくことと相成る。

写真は利用した別海町尾岱沼キャンプ村から野付湾を望む。


道路沿いに咲いていたエゾノシシウド。


道端に咲いていたアカツメグサ。


道路沿いの杭の上にとまっていたオオジシギ。


北海道原生花園の旅(その3)野付半島その2

2007-07-25 20:58:24 | 北海道原生花園のたび
翌朝野付半島を散歩した。空も明るくなり、さまざまな鳥の鳴き声や花をを楽しむことが出来ました。僕は鳥については良くわからないのだが、息子によればアオジ、ノビタキ、オオジュリン、コサメビタキ、カッコー、アカアシなどが鳴いていました。
半島一体はエゾカンゾウの黄色の花に覆われていました。




またノハナショウブとコウリンタンポポも咲きはじめていました。
ノハナショウブはハナショウブの原種だそうです。楚々としているところがいいですね。


コウリンタンポポの花は小さいが色がとてもあざやかです。調べてみたらヨーロッパからの帰化植物で現在は北海道で多く見られるそうです。




北海道原生花園の旅(その2)野付半島その1

2007-07-24 20:52:10 | 北海道原生花園のたび
野付半島は知床半島と根室半島の中間に位置する釣り針状の延長28kmに及ぶ日本最大の砂嘴。半島は植物や鳥がの宝庫といってよいでしょう。
尾岱沼(おだいとう)のキャンプ村にあるバンガローに居を定めてから、早速半島をドライブしました。
夕方で天気が曇っていたので見通しが悪かったが、柱の上に留まっているオジロワシを見つけ、とても興奮しました。


野付湾の岸の近くの海ではツルとアオサギが羽を休めていました。


写真はミズナラが海水で浸食され風化した美しいナラワラの風景です。



北海道原生花園の旅(その1)中標津空港から尾岱沼へ

2007-07-23 22:16:12 | 北海道原生花園のたび
息子夫婦に連れられて北海道の自然を求めてレンタカーで旅してきました。バンガロー/寝袋という寝泊まりは年寄りにとって少々えらかったけれど思い出に残るたびでした。
スタートは羽田から札幌経由で道東の中標津空港に降り立ちました。


レンタカーで最初のキャンプ場がある尾岱沼へ。途中牛のご帰還に出会いました。


尾岱沼につくと早速野付半島の近くの海で取れるボイルした北海シマエビをむしゃぶりつきました。その淡白な味がなんともいえません。クセになりそう。その後はシマエビづくしの夕食でした。


NY時代の思い出(その30)ハーツデールでの新生活

2007-07-23 11:13:23 | NYの思い出
ハーツデールでの生活は新鮮だった。移り住んだらすぐに町のボランティアの人がやってきて、生活に必要な情報を親切に教えてくれた。妻も大感激。保育園はどこそこ、ホームドクターはだれそれと、手が届くように教えてくれた。同じアパートに住む住人ともすぐ知り合いになった。心強いことに近くには日本人の家庭も何軒かあった。2歳の息子は早速近くのヒッチコック保育園へ入園した。

モクゲンジ

2007-07-18 12:24:21 | 隅田川散歩
新宿に住む友人が彼の庭に咲いた珍しい木の花の写真を送ってきました。ムクロジ科の落葉喬木で、モクゲンジといいます。
漢字をご存知でしょうか? 「木欒子」と書きます。広辞苑によると他に「欒樹」、「欒華」とも書きます。
中国が原産地で、日本にはめったには見られません。
6月に花が一斉に咲くと息を呑むほど見事なようです。アメリカでGolden Rain Treeと呼ぶのもわかるような気がします。

写真は友人宅で満開になったモクゲンジです。一週間もすると花序は実に変わり始めるそうです。


花を近くで撮った写真。ひとつの花は直径1cm程度で、中心が紅色に染まっています。


秋に、実になったところ。一つの実は4-5cm。種は数珠に用いられるそうです。

落葉樹なので一年の変化はめまぐるしい。その変化がなんともいえないようです。一体友人宅の木はどこから来たのでしょうか?

さらに興味をもたれた人は次のURLを参照願います。
http://iszyb.web.infoseek.co.jp/YB/koten-kodaira/p1.html

徳島市眉山

2007-07-04 06:23:12 | 隅田川散歩
先日生まれた孫の顔を見るため徳島市を訪れました。
わすかな時間を利用してケーブルカーで眉山の頂上へ。よく晴れていて徳島市の全容が見えました。ケーブルカーの下ではアジサイが一面に咲いていました。
頂上にはモラエスの記念館がありました。彼は明治末期ポルトガルの総領事だった人です。日本に関する著書が多数あります。芸者だった妻ヨネのふるさと徳島で一生を終えたそうです。




NY時代の思い出(その29)NY郊外に引越し

2007-07-02 23:01:37 | NYの思い出
引っ越し先はニュ-ヨーク市の北20マイルにあるハーツデール(Hartsdale)という住宅街。2階建ての4世帯が住むアパ-トだった。我が家は2階部分の西側に位置していた。アパートの前は広い芝生に庭があった。小さい子供がいる所帯としてはとても良い環境だった。マンハッタンの事務所に通うには通勤列車に乗ってハーツデール駅からグランドセントラル駅まで約40分。事務所までは徒歩時間を入れて全部で50分程度だった。