月島だより

この目で見たこと感じたこと

六義園「和のアジサイ」(その5)その他

2007-06-30 21:29:47 | 隅田川散歩
手まり型の「クロジクアジサイ」。この写真では良く見えませんが茎が赤黒いので名づけられたそうです。


「ホンアジサイ」。街路や花屋さんでよく見かけるアジサイ。ガクアジサイから生まれた手まり型で装飾花(ガク)だけのアジサイ。


「ブルースカイ」。セイヨウアジサイの一種。南洋の海を思わせるすばらしい青。思わず見とれました。立派な「ガクアジサイ」ですよね。


以上で「和のアジサイ」の紹介は終わります。

六義園「和のアジサイ」(その4)ガクアジサイ

2007-06-29 13:15:42 | 隅田川散歩
「ガクアジサイ」は東伊豆や房総、伊豆諸島など自生し、葉が厚く光沢があり茎は太く大型です。序は中央に小さな両性花の集団があり、周辺を大きな飾り花が取り囲んだ平たいガクブチ型をしています。りに自生しているそうです。



「花火」。ガクアジサイの八重。花火を思わせるのでその名がついたそうです。


「城ヶ崎」。装飾花が八重のガクアジサイ。静岡県城ヶ崎生まれ。pHによって色が変わるそうです。

六義園「和のアジサイ」(その3)ヤマアジサイ

2007-06-25 07:37:08 | 隅田川散歩
六義園で見たその他のヤマアジサイをご紹介します。みんな楚々として大変美しいです。
「アマチャ」。見た目は普通のヤマアジサイとと変わりませんが、葉に甘みを持っています。葉を日陰ぼしにした後1-2日発酵するとフィロズルチンが形成され、甘みを持ちます。乾燥すると甘茶になるそうです。



「ベニヤマアジサイ」。以前は「ベニガク」とも言われたそうです。開花初期白だった花が次第に赤みを帯びてきます。


「ミヤマヤエムラサキ」。装飾花(ガク片)が八重になった変異。京都府北方の堀越峠で発見されたそうです。


「クレナイヤマアジサイ」。長野県の伊那地方が原産地だそうです。はじめは白色から次第に紅色に変わります。


「ハクチョウ」。富士山麓で発見されたそうです。白鳥が飛んでいる姿に似ています。


「紅冠雪」。島根県産のヤマアジサイ。花は青いのですが、葉のほうが秋になると白から紅みを帯びるところから名前がつけられたそうです。

六義園「和のアジサイ」(その2)シチダンカ

2007-06-24 07:59:39 | 隅田川散歩
シチダンカは八重のヤマアジサイの仲間で江戸時代に知られていたらしいのですが、その後失われて幻の花とされていました。それが戦後六甲山で最初に発見されたそうです。不思議ですね。
花色は淡青色か薄いピンク。ヤマアジサイらしく可憐でひっそり咲いている感じがなんともいえず愛らしい。











六義園「和のアジサイ」(その1)

2007-06-23 09:07:25 | 隅田川散歩
神戸に住む友人の便りでは今「シチダンカ」という幻のアジサイが咲いているとのことでした。私がいろいろ尋ねたら、奥様手づくりの押し花が送られてきました。
優雅でいかにも幻の花のようでした。
東京でもみることができないかと調べたところ、六義園にあるということがわかりました
六義園は今アジサイとタイサンボクが盛りでした。アジサイはシチダンカばかりでなく和のアジサイがいろいろ咲いていました。これから何回かにわけてそれらを紹介します。









水元公園のハナショウブ(その1)

2007-06-18 11:50:58 | 隅田川散歩
ハナショウブを見ようと葛飾区にある水元公園を訪れました。水郷の景観を持つこの公園は都内にあるとは思えないほど広々としており、ゆったりした気分に浸ることが出来ました。
菖蒲田には100品種20万本のハナショウブが植えられており、十分楽しませてもらいました。中学生が校外授業で写生に訪れていました。







NY時代の思い出(その28)マンハッタンのアパート生活

2007-06-16 07:47:53 | NYの思い出
チョンガー時代のアパート生活はただ寝るだけだったので、事務所に近いだけがとりえというマンションで十分事足りた。しかし家族がやってくれば、快適性、安全性などが問題になる。アパート内の安全の方は問題なかったが、部屋からの見通しが悪くて長時間は居られない。街も薄汚く物騒だった。門番や掃除のおじさんも、でかくて真っ黒で、おまけに言葉もなまりがあって、なかなか通じない。付き合ってみれば親切でやさしいオジサンたちなのだが、最初は今にも食われそうな感じで恐ろしい。2ヶ月ほどで郊外に引っ越すことになった。

甘利山ハイキング

2007-06-13 08:16:02 | 隅田川散歩
大学時代の遊び仲間で作っている「アルペンローゼ」というハイキングのサークルがある。永らくご無沙汰していたので、久しぶりに「甘利山ハイキング」に参加した。皆さんの平均年齢が70歳ということもあり新宿駅から貸切バスでふもとまで。そこから緩やかな山道を40分ほど歩いて頂上へ。帰りは明野温泉太陽館でひと浴び。
なかなか快適な山歩きでした。あいにく曇り空だったので、富士山がほんの一部見えただけでした。
花は結構楽しむこと出来ました。

赤い花はヤマツツジ。左側の白い花は「ズミ」。めおとのように寄り添っていました。


ズミは「酢実」と書く。バラ科りんご属で、別名コリンゴとかコナシというそうです。
小さな実は食べると酸っぱいのでしょう。


レンゲツツジは残念ながらまだつぼみの段階でした。オレンジ色がなんともいえないですね。

国立新美術館

2007-06-11 23:51:30 | 隅田川散歩
友人E氏の絵画が「太平洋展」に入選したというので、今年2月にオープンした国立新美術館を訪れた。彼の作品は「南仏コルド」を描いた暖かな絵でした。
建物は黒川紀章氏が設計したというだけあって、大変モダンでした。建物外壁はガラス一色で覆われ、全体が大きな波のようにウェーブしていました。
友人もこんなすばらしい建屋の中で作品が展示され、さぞかし幸せだったでしょう。

シナヤマボウシ

2007-06-10 11:54:18 | 隅田川散歩
別名ミルキーウェイというそうです。
シナヤマボウシはヤマボウシに似ていますが、葉が大きくて葉脈が白くはっきりしています。
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)はヤマボウシとちがって、花弁(総苞)の先がくぼんでおり、やや脈を打っています。
開花時期はハナミズキ、ヤマボウシ、シナヤマボウシの順に遅く開花します。

NY時代の思い出(その27)大失敗

2007-06-09 16:32:44 | NYの思い出
ミュージカルといえば、赤恥かいた事件があった。日本からの出張者が仕事を終えたあとミュージカルが見たいという。「任せてください」といってブロードウェイにあるとある劇場に案内した。驚いたことに、ミュージカルはやっておらず、男性ばかりのショーをやっていた。みんな唖然とした。その後、彼らに会う度ごとに面白おかしくからかわれた。「一体いつから駐在員をやっているの?」。ただし中身はちょっとはばかるのでいえないが、結構面白かった。

ルピナス

2007-06-05 21:12:39 | 隅田川散歩
別名「ノボリフジ」というそうです。納得です。
ルピナスは派手な色が多いのであまり好きでかったのですが、この白い花は結構いけますね。
「ルピナス」という名前はラテン語で狼を意味します。どんな土地でも逞しく育つことからつけられたそうです。
古代エジプトの時代から栽培されていました。