新宿御苑を歩いていたらハナミズキに出会いました。桜が過ぎて、いよいよハナミズキの季節ですね。ハナミズキといえば北アメリカが原産地。日本が桜といえば、アメリカはハナミズキ。英語ではDOGWOOD。1917年に日米親善行事の一環として桜とひきかえに日本に送られてきたという。今では日本中いたるところでハナミズキが見られる。
ぼくはアメリカ大陸の原野に咲いているDOGWOODが大好きだ。5月ニューイングランドの草原に一斉に咲きだすDOGWOODは本当にすばらしい。今でも春になると思い出す。
アメリカ人はよほどDOGWOODが好きと見えて、春になると、アメリカ各地でDOGWOOD FESTIVALが開かれる。自然と親しむ、アートを楽しむ、環境を大事にする、子供達と遊ぶといった行事で家族ぐるみで住民が楽しむ行事のようです。
DOGWOODといえば、もう一つ戦後人気を呼んだアメリカの漫画ブロンディーを思い出す。そこに出てくるアメリカの中流家庭の生活は日本人の憧れの的だった。賢くて陽気なブロンディー夫人と、お人よしのダグーッド。そのダグーッドがDOGWOODと知ったのは大人になってからだ。