まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

七ぶら市(青空市)、古本市に出かけ「静岡の街は市民運動だらけ」雑誌『80年代』の特集ページを思い出した!

2019年05月12日 | 市政

きのうはホントにイベントが沢山あった。「脱原発首長会議」「沖縄を語る会」へ参加記をアップした。その前に、七間町で細々と続く「七ぶら市」のいきつけ落合久信さんの出店で筍を購入しあざれあで開催の「古本市」を横目で見渡した。「七ぶら市」は私自身が設立にかかわった「街と生活を考える市民センター」が大型店「イトーヨーカ堂静岡進出に反対する」七間町商店街と連携して大正期頃に始まった「七ぶら市」復活に奮闘した時期がある。エビスヤやさんトンボヤさん北村屋さんらが中心だったが世代交代もしている。それでも続いている「七ぶら市」。本と本の物々交換の「古本市」は「エコハウス」を主宰する鳥居千春さんや図書館司書の佐久間美紀子さんらが軸となって「ごみゼロフェスタ」に触発されてはじまった。この二つを見て思い出したのが、『80年代』というミニコミ雑誌の「静岡の街は市民運動だらけ」という特集だ。1980年代の市民運動はある意味でカウンターを軸にした分野が多かったがそれでも市民社会を萌芽させるいくつものグループが存在した。まつや清という市議会議員はこの1970年代、80年代の市民活動の中から「生まれた」と自負しているが、社会運動と政治、市民活動と政党との関係性について、また「政治、選挙」が持つ市民活動への「囲い込み」という「悩み、課題」を抱えた。ヨーロッパで先行した緑の党を日本でも作りたい、と考えたのはそうした時代的背景に後押しされたからだ。今、NPO法の時代を経て2010年代に入りどのような時代になろうとしているのか。どのような時代にしたいのか。また、国政政党と呼ばれる立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党など大政党はこうした問題意識を持ち合わせているのだろうか。持ち合わせ始めたのだろうか。この問題意識をめぐっては2011年福島原発事故を以降に登場した若い市民運動世代との違和感がある。どうしたものか、と考えた忙しい1日だった。

大島堅一さんの中部電力経営分析 「原発再稼働で100億分料金引き下げ」だけど「原発廃棄で120億分料金引き下げ」

2019年05月11日 | 市政

本日「脱原発めざす首長会議」総会が静岡市で開催され原子力市民委員会座長の大島さんに「いっそう劣化がすすむ原子力政策~一刻も早い脱原発を」テーマに講演会。「再稼働すれば100億分料金が下がる」ばかり強調されるが、「廃止すれば120億分料金が下がる」事実を知らされていない。いま、最大の問題は、これまでの電気料を算定する総括原価方式が2020年から変わる。「00kwの原子力発電所」を持っていることで減価償却が終わっていても電気料算定に組み込まれる「容量市場」が発足しようとしていることだ。OCCTOの関連委員会によれば最新の価格は9307円/kw。年間1.67兆円回収される可能性がある。料金にすると1.93円/kwhに相当。これでは原発を再稼働しなくても持っているだけで「濡れてに粟状態」。このような電気料算定システムが決定されようとしているのに批判の声があがらない。それは、1、温暖化問題や再エネに詳しい人は、原子力問題に疎い、2、市場ルールに詳しい人は、原子力、石炭問題に疎く、3、原子力問題に詳しい人は、市場ルール、温暖化問題、石炭火力問題に疎い。現状があるからだ。何とかしないといけない。、原子力の発電コストは10.1円/kwhで一番安いと未だに政府はこの数字を使っているが福島原発事故前の建設費で算定しているため。現在の耐震や安全対策を前提にすれば発電コストは17.6円/kwhとなりLNG火力の13.7円/kwhより4円も高くなるる。

今、旬のテーマ!「トランプ現象を考える―現代世界への哲学的アプローチ」講師に小田透さん(静岡県立大学教員)in第15回地球ハウス学校

2019年05月10日 | 市政

米中の貿易摩擦、妥協成立せずの再びアメリカの関税引上げ措置。トランプ大統領がもたらす安全保障戦略は不安だらけだ。北朝鮮との非核化も暗唱に乗り上げ再びミサイル実験が開始された。イランは核合意離脱・経済制裁に核開発再開も射程に入れはじめた。トランプ大統領の北朝鮮・イラン2正面戦略はうまくいくのか。イスラエルについても同様だ。どれもこれも「アメリカファースト」からもたらされている。安陪首相の「条件なし北朝鮮交渉アドバルーン」は逆の効果でもある。ここは一度「トランプ現象」「アメリカファースト」を「哲学的にアプローチ」してみようという静岡県立大学教員の小田透さんの冒険心あふれる試みである。地球ハウス学校第15回目、関心のある方はchikyu_house@yahoo.co.jpで申し込み下さい。



「いのちを守る政治」まつや清を応援する会総会・記念講演 川田龍平参議院議員+ジャーナリスト・堤美果さん

2019年05月09日 | 市政

薬害エイズ裁判から20年以上の歳月が過ぎました。当事、初めて 実名を公表し、原告として闘ったのが川田龍平さんです。川田さんは、 社会を変えていくためには政治の場での発言が必要であると国政の場に 身を投じました。 しかし、その後の東日本大震災・福島第一原発事故の災禍で見たも のは、あれから何も変わっていないこの国の姿でした。放射能の被害から 子どもたちを救うために超党派で成立させた「子ども被災者支援法」な のに、なぜ国は支援計画を立てて予算化しないのでしょうか。そこには、 経済優先の政治が今尚まかりとおっている現実があります。 まつや清は、政令市議会議員に挑戦する前の2007年から 1年 間、川田龍平参議院議員の政策秘書を務めました。その後、3.11福 島第一原発事故の悲惨な現実を目の当たりにし、福島の子ども達を静 岡へ招く自然体験ツアー「親子わくわくピクニック」実行委員会の共同代 表として活動して来ました。 川田さんは、今夏の参議院選挙に 立憲民主党の全国に挑戦されます。 日本の未来を担う子どもたちの「いの ち」を守るために、私たちは何が出来 るのかを考えます。

木内みどりさんから『私にも絵が描けた!コーチはTwitter』著書というより365枚の絵を送っていただいた、感激!

2019年05月07日 | 市政

2001年の静岡県知事選挙の候補者となった水野誠一さん。その選挙戦の中でパートナーである木内みどりさんと知り会えた。どうやったら現職知事を倒せるか、議論拡散する中でそんなことにかかわり合っていられないと街頭で必死に水野さんの名刺を1枚1枚通行する一人一人に配っていた木内さんが今でも頭に浮かぶ。「本を送ります」とメッセンジャー連絡。どんな本?絵を描くことが不得意となる経験した木内さんが4本足の鳥を描くことがきっかけとなり絵を描きはじる。「私が描けば、それが、私の絵なんだから」と「これかりんごか」と言われた幼い心の傷を60代後半に「自信って、自分を信じるって書きます」と自己回復過程となる木内さんの365枚の絵が一冊の本になった。絵がポエム、感動します。

連休の最終日は新緑の「オクシズ・赤水の滝」そして「コンヤ温泉・大野木荘」

2019年05月06日 | 市政

ちょっと寒すぎの感。連休の最終日のせいか、車の流れは順調というより少なめ。宝永の地震がもたらした1億㎥の土石流が作り出した大谷崩れとあちこちの滝。300年前の大地震、被害も相当だったに違いないと思いながら大木野壮の天然温泉で英気、いい湯!でした。シカがあちこちに出没とのことでした。

フォーラム「ストリートフェスティバルの社会的役割」、刺激的だった!

2019年05月05日 | 市政

いま、韓国のストリートフェスティバルを率いる1987民主化闘争世代でもあるソウルフェスティバル総芸術監督のキム・ジョンソクさんの問題提起がとてもよかった。劇場は料金媒介に招待する文化、ストリートパフォーマンスは、日常空間に芸術を持ち込む、観客と俳優の境界線が近い、だれでも観ることができる無料の文化。だから、観客を引き込もうとすれば社会的実践とならざるをえない。司会は、大道芸の20年のリーダーだった甲賀雅章さんだけに議論展開が面白かった。パネリストに演劇ブロデューサーのウォーリー木下さん、ストリートアーティストの渡邉尚さん。渡邉さんの「アーティストは人の生き方をつくる」ものとの哲学はなかなか。フォーラム後に、キムさん2つの質問。1、政権交代したパク・ウォンス市長のソウルフェスティバル予算削減提案にどう対応したか、2、1987民主化闘争世代と2017キャンドル革命世代のギャップをどう認識するか。答えは省略。終了後に、市役所本館でのフランスのレトロステージ、芝生広場での「頭と口」パフォーマンスを観劇。夜はSpac観劇のあとに甲賀さん、キムさんとのアルコール懇親を約束して別れる。楽しみ!

令和の始まりの一般参賀に14万人、この国民的エネルギーはどう評価したらいいのだろうか。

2019年05月04日 | 市政

2016年8月の平成天皇からの「生前退位」アピールが一つの形になった代替わり後の初めての一般参賀の報道に目を見張りました。「日の丸かかげた万歳三唱」のパワー、これからどこに向かうのだろうか。毎日新聞世論調査では象徴天皇制を支持する人が74%、廃止すべきとする人が7%という。日本全国で繰り広げられる年はじめの初詣の姿とさして変わらずとも見えるが、この暑さの中で集まった一人一人に聞いてみたい。

駿府城公園の夜景背景のSPAC観劇、凄く贅沢してる感じ!バイクでお堀抜ける帰り道!

2019年05月03日 | 市政

「マダム・ボルジア」。「いまの世の中で「嫌いだ」「憎い」といった「負の感情」」いわゆる「ヘイト」をヴィクトル・ユゴーのロマン主義で乗り越えてみようという宮城監督の時代への挑戦作品。大悪人=妃を仇として恨みをはらさんとするる青年が実は血のつながった息子。母、妃は「武器を持たない女を殺す事の非理性的行動」をあらゆる理性で語りかけるも殺される悲劇。宮城監督の目的は果たされたのか、多くの観客と議論してみたいものだ。それにしても「駿府城公園という場所のために芝居を創る」も大きな前提とした宮城監督だけに「舞台設定」は素晴らしい。囲いのない二つの舞台、周辺の公園の樹木の繁みと開放空間は感動してしまいました。オリンピック睨んだ文化プログラムの展開に大きな期待が湧く。

1936年ベルリンマラソンで「日の丸」ゼッケンで優勝した朝鮮人ランナー孫基禎(ソンキジョン)さんの涙!戦争とは何か!佐高信さんの憲法記念日講演

2019年05月03日 | 市政

「日本国憲法を人物で語りたい」と最新の著書『日本国憲法の逆襲』を紹介しながら繰り出されるエピソードの多様さは「毒舌家」佐高さんの真骨頂。山口組弁護を引き受けた北村弁護士に質問をした渡辺組長の「右と左の区別はなんですか」「あの戦争を侵略戦争と考えるか否か」「それはよそのシマを荒らしたんだから侵略でしょう」、三国連太郎さんの徴兵拒否と国に「売った」母との葛藤、美輪明宏さんと中曽根康弘さんの「海軍魂」巡るやりとり、アフガニスタンで活躍する中村哲さんの「日本国憲法は平和のパスポート」、櫻井よしこさんと瀬戸内寂聴さんの憲法対談のあやうさ、吉永小百合さんの夢千代日記、次々・・・サイン入り本を購入しようと思ったら売り切れ!