まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

世界的コンセプター坂井直樹さんVSトレンドスポッター砂川 肇さん

2007年08月10日 | その他
 静岡市市民生活課が音頭とる「暖快倶楽部」の主催―団塊本音トーク「デザインとトレンドの虚と実」と銘打つセッション「坂井直樹VS砂川 肇」がペガサート6階で開催されました。ソーシャル・アントレプレナー講座「地域シゴト」で誘われました。

 2人がコンセプター、トレンドスポッターと称されるだけに、最前線で闘いつづけて来た、これからも挑戦しつづける「その勇姿」が会話のあちこちに垣間見え知的好奇心は大いに満足させられる対談でした。でも、ちょっと難解な感じもありました。

 実績を数多く残しているデザイナーの坂井さんがメインゲストだけに、砂川さんも相当な準備して臨んでいます。「DE-SIGHN」とは「今までの破壊」といわせしめ、その「破壊」は時代のトレンドとして機能しているのか、を繰り返し挑発し続けます。

 「トレンドとはやるべき事をやる」と定義し、ダメな例「抱きしめジャケット」とヨイ例「バーチャル試着室」をあげ、テクノロジーとトレンドを発題。坂井さん「砂川さんは元気」「そのトレンドの意味がよくわかっていない」と素直に反応。微妙にズレます。

 参加者が会場を生め尽くし180人。砂川さん「静岡市の暖快クラブ、こんなに大勢集まってなかなか」。坂井さん「2人ともアウトローだから、真ん中に普通の人がいた方がいいかも」。市職員の方々は結構多かったのですが、何を感じたのでしょうか?

インターネットオークション購入の車廃車の顛末

2007年08月08日 | その他
 昨日は1日中、車の廃車のために宇都宮。というのも、海外勤務となった長女から大学生の弟に譲りわたされた軽のワゴン車、20万もの修理代がかかると有料駐車場に放置されっぱなし、このままでは、税金、駐車場代金を払い続けることになると、親の出番。

 息子も努力をしていなかったわけではないのですが、ちょっとやそっとで廃車できない事情。分割払いだったので使用者は長女、所有は販売事業所。事業者の承諾書が必要。そこで、車検証から法務局で登記簿にある事業者探し始めるも倒産しているらしい。

 そこから車検も切れ半年。とにかく、まずは法務局へ。てっきり倒産と思いきや、支社は閉鎖したが本店に移動。さっそく、公衆電話で「探偵団」。しかし登記名の会社や役員住所は記載されているもの電話もない。法務局の住宅地図で記載住所を見ても別人名。

 途方にくれ宇都宮在住の30年来の友人に電話でSOS. 早速、知人の日産のディーラーSさんを紹介。ところが、Sさん、昨日がたまたま休日。何と私を記載住所に案内してくれ一緒に「探偵団」。しかし、「痕跡」を発見できず、「訳あり」。事業者探しは断念。

 これも縁、プロのSさんに廃車手続をお願いしました。そして今日の朝には処分の手続き開始の連絡。本当に助かりました。長女がインターネットオークションで購入した車の顛末ですが、日本型「絆社会」を再認識しました。持つべきは友、です。
 

緊急!柏崎刈羽原発と中越沖地震、院内集会

2007年08月07日 | その他
 私含め多くの方々が被災地に1日も早い復旧、復興と柏崎刈羽原発震災の真相に大きな関心があり、このテーマが歴史的惨敗を喫した自公政権への政治争点として浮上させていく為の国会議員会館内での緊急集会を求められていました。

 その様々な想いが明日下記の要領での超党派国会議員による緊急集会の実現となりました。私は残念ながら、前回台風で参加出来なかった東部の新人議員研修の日と重なっているので参加できません。是非とも、いける方には参加していただきたいと思います。

 公共事業チェック議員の会緊急報告会「柏崎刈羽原発で何が起きているのか!」2007 年8 月8 日(水) 午前11 時30 分~ 午後1 時まで 衆議院第1 議員会館第1 会議室

 報告者海渡雄一(弁護士)
 伴英幸(原子力資料情報室共同代表)

 公共事業チェック議員の会 会長鳩山由紀夫(民主)  会長代行近藤昭一(民主) 副会長岡崎トミ子(民主)  佐々木憲昭(共産) 事務局長保坂展人(社民)

国会で財政健全化法政策研究会

2007年08月06日 | その他
 虹と緑・地方自治政策情報センター主催の財政健全化法についての政策研究会が開催されました。夕張市の財政破綻が多くの方々にとって記憶の新しいところですが新法が各自治体にどのような影響を及ぼすのか、大きな関心事です。

 講師は、自治総研の飛田さん、総務省財政調査課の三橋さん。基本的な新法の基礎知識を得た上で三橋さんの話を聞きました。新法は財政健全化、財政再生の2段階方式で、それぞれ4つ、3つの財政指標によって対応が決まります。

 私にとっての関心事は、地方、国の財政赤字の厳しい現状の中で破綻の官僚・首長・議会責任をただす法律的規制と一方で自治体のプライマリーバランスという交付税制度の中でこうした財政改革の考え方への疑問です。

 国、自治体それぞれに何をどこで改革していくか、その主体が納税者であること、納税者の財政赤字への関心がシステム自体に向かっていくのそのきっかけをどのように問題提起していけるか、参加者の議論は盛り上がりました。

 研究会途中に、当選したばかりの川田龍平参議院議員と落選はしましたが上原公子前国立市長からの挨拶もあり、緊張した国政の中での政策研究会であることを実感しながらの学習の機会でした。

静岡新聞「原発安全協定」社説

2007年08月05日 | その他
 8月3日静岡新聞社説は「浜岡原発安全協定再調印 事前了解盛り込む好機」を見出しに掲げ、「事前了解がの条項がないのはいかにも残念だ」を主張しています。中越沖地震で柏崎刈羽原発の大事故状況を考えると歓迎すべき社説です。

 一方で、8月26日には、中部電力・浜岡原発4号機のプルサーマル計画で、経済産業省資源エネルギー庁と原子力安全・保安院が初めての国主催のシンポジウムを御前崎市民会館(同市池新田)で開催されます。参加者募集をしています。

 柏崎刈羽原発の被災状況もわからないこの時期に、このようなプルサーマルのごり押し的なシンポジュウムの開催自体に異論もありますが、この際、柏崎刈羽原発と地震について徹底して討論してほしいものです。

 因みに新潟県と東京電力との安全協定には、事前了解条項だけでなく運転停止条項があることを認識されていると推察しますが、社説の中にもう一歩踏み込んで取り上げていただきたかったと思います。


(適切な措置の要求)
第14条 甲又は乙は、第10条の規定に基づく立入調査等の結果、特別の措置を講ずる必要があると認めたときは、国を通じ、丙に対し原子炉の運転停止を含む適切な措置を講ずることを求めるものとする。ただし、特に必要と認めたときは、直接丙にこれを求めることができるものとする。
なお、この措置要求にあたっては、甲及び乙は十分協議し、甲の名において行うものとする。


テロ特別措置法期限切れと小沢民主党、そして、タリバン

2007年08月04日 | その他
 秋の臨時国会最大のテーマとなるテロ対策特別措置法の期限切れ問題、小沢民主党代表は「今まで反対してきたのだから当然反対」を明言。与党からは「民主党が主張して来た事前了承受け入れで何とか賛成を」のエール。アメリカ大使までもが会談の申入れ。

 政権交代を睨んだアメリカ外交。民主党はどう対応すべきか。既に小沢代表の答えは明かですが、私は、更に突っ込んで「アフガニスタン、イラクでの戦争の破綻」を指摘し、独自のアジア外交戦略を示すべき、と考えます。

 そして、タリバンの韓国ボランティアグループの誘拐・テロに対しての厳しい批判を展開しながらも、人質解放のための韓国外交への支援を意図したアメリカへの交渉妨害を抑えるくらいの外交術を見せて欲しいものです。

 
 勿論、私は国連事務総長が韓国出身を意図した今回の誘拐テロというタリバンの手法を支持しません。しかし、解決のために日本政府が隣国の苦悩を放置しているのもいかがなものかと思います。みなさんはどう考えるのでしょうか。





阿久 悠さんとピンクレディ

2007年08月03日 | その他
 小田実さんの死から2日後に亡くなられた阿久 悠さん、70歳、まだまだ若い。新聞誌面に阿久さんが作詞した曲でヒットした題名がずらり。大半が口ずさむ事が出来る曲ばかり。歌っている歌手もグループサウンズから演歌歌手と幅広い。

 静岡から生まれもありよく聞いたピンクレデイの曲。ほとんどの曲が阿久さんの作詞。あの激しい振り付けと中性的な魅力で一時代を走りぬけた彼女たち。私の好きな曲は「サウスポー」。一般的女性像をかき消すような「女」のパワーと王選手との真剣勝負。

 背番号1のすごい奴が相手
 フラミンゴみたい ひょいと一本足で
 スーパースターのお出ましに
 ベンチのサインは敬遠だけど
 逃げはいやだわ
 男ならここで逃げの一手だけど
 女にはそんなことはできはしない
 弱気なサインに首をふり
 得意の魔球を投げこむだけよ
 そうよ勝負よ
 しんと静まったスタジアム
 世紀の一瞬よ
 熱い勝負は恋の気分よ
 胸の鼓動がどきどき
 目先はくらくら
 負けそう 負けそう
 私ピンクのサウスポー
 私ピンクのサウスポー
 きりきり舞いよ きりきり舞いよ
 魔球は魔球はハリケーン

 小田さんとは違った意味で時代性を掴み取っていた阿久 悠さんに合掌。

参議院臨時国会で緊急!中越沖地震と柏崎刈羽原発院内集会を

2007年08月02日 | その他
 NPO法人・原子力資料情報室主催「緊急集会「想定外」地震が原発を襲ったー柏崎刈羽からの現地報告」に参加。問題提起は、武本和幸さん(原発反対刈羽村を守る会)、上澤千尋さん(原子力資料情報室スタッフ)。

 8月31日に「柏崎ガンバレ!中越沖地震の被災と柏崎刈羽原発、そして東海大地震と浜岡原発」をテーマに松風会企画を準備していることから、首都圏レベルでの問題意識やどんな報告がなされるのか、聞いておきたかったことがありました。

 参加者は主催者の予測をこえて250人くらい、用意した資料が不足。私自身としては6日間も武本さんら含め現地にいたこともあり持ち帰った情報量に差はありませんでしたが、まだまだ隠されているこわい話が沢山あることを知らされました。

 終了後に情報室の西尾獏さん「今回の選挙は残念でしたね」の言葉。「今度の地震で改めて浜岡問題の取り組みの必要性を痛感」「9月国会を待たず8月7日~10日の参議院臨時国会、院内集会開催で国会の場にこのテーマを」を要請。

小田実さんの死

2007年08月01日 | その他
 30日、「ベトナムに平和を!市民連合を1965年に立ち上げた平和の闘士、小田実さんが亡くなりました。参議院選挙で自民党の歴史的惨敗が確定しつつある中での死、ご本人はどこまでこの政治的結果を聞きながら天に飛び立ったのか。

 私が静岡大学に入学した1969年、まだ1年生の10:21国際反戦デー、はじめて東京の「ベ平連」デモに参加。参加者も多く小田さんの話など聞こえるはずもありません。とにかく、逮捕されたら救援センターの電話番号を覚えて弁護士選任をすることを徹底。

 当時、救援センターの電話は03-591-1301(獄入り 意味多い)と覚えたものでした。はじめてのデモが渦巻きデモ、隊列が崩れ逃げ惑う学生たちに道路から歩道に上がるように機動隊がジュラルミンの盾を地面に叩きつけて脅かします。

 平和デモに参加した高揚感はありましたが、その怖さが忘れられなく半年くらい活動から遠ざかりました。デモの最中、倒れた仲間を助けもせず逃げる学生たちに究極の「人間不信」を見てしまい社会活動から遠ざかった友人もいます。

 小田さんと直接話す機会を得たのはそれから20年くらい後です。ただ早口、早口、この人があこがれの小田さんだったのか、ちょっと、ついていけませんでした。小田さんの死を悼んで4日市民デモが計画されているとの事です。合掌。