まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

第21回「きよしとこの夜」

2006年12月09日 | イベント
 山本コウタローさんゲストに開催された21回目の「きよしとこの夜」、さすがにプロ、会場はコウタローファンが沢山生まれました。そして、パーティは手作りで「リユース食器」を活用した環境イベント。

 のみならず、地産地消の食の祭りでもあり、アマチュア音楽グループのコンサートでもあり、大変、楽しい充実した会になりました。準備してくださった実行委員の皆さんに感謝です。

 そして、年末の多忙な時期に、しかも雨模様の中、駆けつけて下さった一人一人のみなさんの熱い想いに、大きなパワーをいただきました。スロー、スモール、シンプルな社会を目指して歩み続けたいと思います。

雨の中、開催されたエコフェスタ

2006年11月19日 | イベント
 瀬名環境グループが毎年開催しているエコフェスタ、冷たい雨が降る中、北高校の生徒さん達との共同での取組みでした。ゴミ問題、玄米、巴川の水質、古着市、安全な食材料、粉石けん・・・。環境に関わる身近なテーマが盛り沢山。

 今日は開催されるんだろうかと、心配しながらの会場入りでしたが、結構な賑わいでした。瀬名環境グループの地道な活動、敬服です。市長に立候補宣言をしている海野とおるさんも参加されていました。お互いにエール交換。

 日本の05年度の二酸化炭素排出量は、1990年レベルの8、1%増という実体です。県としては2月議会に地球温暖化防止条例を提案すべく準備中です。先日も14の関係団体との意見交換を行って来ました。プブリックコメントが実施されます。

 条例内容の主なものは、事業者の温室高架ガス削減計画、自動車を保有・使用する事業所の管理計画、環境に配慮した通勤計画、ラベル・書面等による省エネルギー情報の提供、建築物の省エネなど総合的な環境性能評価というものです。

 ナイロビで開催された「第12回聞こう変動枠組条約締約国会議」、「第2回京都議定書締約国会議」、2013年度以降の世界の枠組にアメリカ、中国、インドをどのように巻き込んだいくのかが課題となっています。

 足元での環境貢献と、12月9日の第21回「きよしとこの夜」企画では、まぼろしの手作りハム、天然酵母サンドイッチ、リユース食器使用など、新しい試みをはじめます。こうした実験がドンドン広がることを期待したいものです。

「もーう!牛を食べても大丈夫?!」講演会

2006年11月18日 | イベント
 午前中は「教育基本法改正を考える」出前講座、午後は、「健やかな命のための生活講座」主催の青山学院大学理工学部の福岡伸一教授の「もーう!牛を食べても大丈夫?!」の講演会に参加しました。

 福岡さんは、まず狂牛病という言葉がBSEという言葉に置き換えられることでこの病気の意味をわかりにくくさせている、人間が人災で牛を狂わせたのだから、この意味をしっかり確認すべきと話してくれました。

 人災の第1は、哺乳類は生まれてある時期、抗体を作る酵素が作られない、それは母乳を飲むことで母乳の中の抗体が作用することで守られる仕組みがあるからであるが、これを牛乳生産優先で親子を切り離したことである。

 かわりに、スクレイ病にかかった羊の肉骨粉が栄養分として与えられ、抗体作用がないままに感染した、と。人災の第2は、この骨粉は、本来、高熱高圧の下で煮沸されていたが、折りしも石油高騰で作業工程が簡易化したこと。

 そのことでスクレイ病の原因物質がそのまま残った、と。そもそも哺乳類は何故、たんぱく質をとるのか、たんぱく質は消化器官でどのように吸収されるのか、という原理的説明もあり、非常にわかりやすい話でした。

 そして、日本の全頭検査とアメリカの検査の違い、日本の検査の優位性など輸入が再開されている現状の問題点についても説明をしていただきました。大変、興味深く聞き入りました。これでは、とても米輸入牛は食べられません。

 この講演会の後は、消費者グループ「れんげ畑」主催のエスニック料理を囲んでの生産者と消費者の交流会に参加しました。ここでは、まさに実践編、若い世代の生産者も参加していて、彼らとの意見交換はとても刺激的でした。

 行政が音頭をとる地産地消の運動とここに参加する人々の地産地消運動がどこで重なって、どこで違うのか、そして世代間の連携はどうあるべきかまで、議論は発展し久し振りに興奮しました。

収用委員会に抗議

2006年11月10日 | イベント
 昨日届いた採決書、長文で全部読みこなせないままに収用委員会事務局に「却下を実現する会」で抗議の申し入れ書を提出しました。明らかになったことは、採決文書の作成過程での公正な議論が行われていないことでした。

 畑の部分については、9月20日に審理が打ち切られ、27日に採決原案が事務局より提案され10月18日に決定しているとのことです。山林部分については、10月6日打ち切り、24日に原案、11月2日に決定とのことのようです。

 これら原案が会長からどのような指示が出て、どのような手続きを経てのものなのかを、一切明らかにしませんでした。驚くことに、中部地方整備局の事業認定課程の詳細な資料すら吟味していないということでした。

 まさに、独立機関としての審議をなんら行わず、知事の開港スケジュールに合わせての収用委員会であったことが図らずも今日の交渉で明らかになりました。公正中立のかけらもなかったことになります。

 記者会見での、本来地権者の大井さんの「落胆し、失望し、憤りがわいている」というその気持ちにまさに共感しました。今後の展開については、もっとも有効な闘いの方向性を模索していることを伝えました。

 会見終了後、直ちに第6回都道府県議会議員交流大会に参加すべく12時11分の新幹線に走って走って、かろうじてセーフ。フォーラム自体は、議会関係者の報告がほとんど自民党関係者でしたが、結構、面白かったです。

アメリカ中間選挙と日本の政治

2006年11月09日 | イベント
 アメリカ中間選挙で民主党が下院で大勝し、上院では接戦で、最後の1議席の集計のやり直しがはじまろうとしています。ブッシュ大統領の事実上の不信任であり、イラク戦争の失敗の責任ということでラムズフェルド国防長官が更迭されました。

 今日の朝の街頭演説では、アメリカの国民の選択を歓迎し、このことで世界の政治の流れが変わり、日本がこれまでとってきたアメリカべったりの政治からの大転換が求められる、ことを強調しました。

 小泉政権から、安倍政権に向かうに当たって、個人と首相の使いわけによるアジア外交の修復に努め、「美しい国」から「無難な国」への転換と支持勢力から酷評を受けながらも、北朝鮮核問題でタカ派姿勢で、順調な滑り出しを演出しました。

 しかし、この中間選挙結果は日本政府のこれまでの新自由主義的小泉自民党の継続なのか、修正なのか、転換なのか、そして、脱アメリカなのか否か、という「突きつけ」がますます強烈になることを意味しています。

 来年の統一地方選挙、参議院選挙において、自民・公明の巨大与党体制と改革派知事の腐敗の露呈を媒介に分権から集権構造への逆戻り体制をどう転換させるのか、具体的な戦略目標が求められます。

 世界史履修、いじめ問題は教育委員会の存在意義と文部科学省の集権構造強化へと動き出しているようにも見えます。本来なら、今こそ、教育委員の公選制を復活すべき、の議論がどのマスコミからも見えてきません。

 民主躍進による二大政党制・政権交代論だけに集約されない、分権的なうねりの再建を射程に入れた統一地方選挙と参議院選挙の戦略論が求められます。自民党の復党問題をめぐる混乱、野党共闘の基準など、大いなる議論が必要です。

 となってくると、福島県知事選挙、沖縄県知事選挙の結果が、滋賀県知事をはじめとする改革知事連合の再建に大きく影響します。こうした問題意識であらためて、来年の統一地方選挙の政治争点を考えて見たいものです。

収用委員会の山林部分についての裁決決定に抗議する

2006年11月08日 | イベント
 本日、10月6日の第5回で結審していた本体部分の山林部分について、収用委員会は、茶畑部分と基本的に同じ内容の裁決決定を権利者に送付した事を公表しました。権利者側としては全く容認できない決定で、強く抗議したいと思います。

 起業者=県の開港を補完するものとしか言いようのない決定で、収用委員会の公正中立の立場を放棄する第三者機関としては自殺行為です。権利者側は、明日届く裁決内容を見た上で10日午前中に収用委員会への抗議と記者会見を行います。

 現在問題となっている事は、1、こうした決定を受けて11月16日の収用委員会にどのように臨むのか、2、訴訟提起をどのタイミングで行なうのか、3、代執行にどう対応するのか、です。

 ところで、代執行の手続について確認しましたが、執行主体は土木部建設政策総室公共用地室とのことです。
1、根拠法は、土地収用法第102条の2及び行政代執行法
2、手続としては、明渡し期限後の義務の不履行があった場合、起業者(知事)が、代執行長(知事)に代執行を請求する。これに対して「都道府県知事は、起業者の請求により、行政代執行の請求により、行政代執行法の定めるところに従い、自ら義務者のなすべき行為をし、又は第三者をしてこれをさせることができる」(法第2条)
3、このあと、知事は戒告書(行政処分)期限を定め、その期限までに物件を移転しない場合には、代執行を行なう旨を通知する。それでも移転しない場合、代執行令(行政処分)で代執行実施の時期、執行責任者、費用など義務者に通知する。
4、そのあとに代執行。そして、代執行費用の徴収については、国税滞納処分の例により強制徴収が認められる。

 そうしますと、そもそも代執行の対象となるものは何であるのか、です。公共用地室の判断は、12月19日の畑の明渡しについては代執行は発生しない、1月10日の明渡しの山林部分については、オオタカの家と使用地の部分のトラスト樹木だけとのことです。代執行費用はこれでいくとそれほどの物にならないようです。

 ただ、この解釈で本当にいいのか、明日の裁決決定書をきちんと読んで見ないと行けません。また、畑の部分についても茶自身の撤去指示がでていないのか、先の裁決書をしっかりと確認しないといけません。

 ただ、畑の部分について構築物ができた場合どうなるのか。これは。土地収用法の問題でなく、公共用地に不法に占拠する構築物となり、これについては空港部がどのような手続で対応しようとするのか、が問題となり、公共用地室が判断すべき問題ではない、とのことです。

 代執行が行なわれるとすれば、静岡県の歴史上、はじめての事となり、まさに民主主義の歴史に汚点をのこすことになります。こんご、どう対応するのか、空港反対派の正念場と言えます。

次から次とめまぐるしい事件情報

2006年11月07日 | イベント
 きのうから、広島県宇和島徳洲会病院の病気腎移植問題が、万波誠医師のマスコミ登場で新たな展開となっています。一方で、北海道佐呂間町の竜巻による死者の拡大、これまた地球環境問題と絡んで新たな問題提起です。

 毎日のように新しい情報が目の前に現れますが、実際には瞬時に判断して必要な情報と不必要な情報、これはどこかにとっておこうという「お宝」情報を区別して処理しています。

 しかし、それにしてもこの情報処理と政治的パワーがどのような関係にあるのか、毎日、毎日、自らに問いかけています。そして、その都度、新たな発見をしていますが、何がキーワードとなるのか、逡巡の日々です。

今日から本格的決算委員会ですが・・・・

2006年11月06日 | イベント
 今日から本格的決算委員会です。人事委員会と企画部。傍聴したかったのですが、とてもその余裕がなく欠席しました。明日は、土木部、収用委員会、企業局の決算です。翌日8日が総務委員会、選挙管理委員会です。

 しかも、8日は「食と農」審議会開催日と重なっています。9日は、商工労働委員会、労働委員会。これは私自身が委員であったので、少し、余裕でいいかなという気がします。10日は議会改革のための全国議長会企画があります。

 と言うわけで、このところ県議会での傍聴活動がやや停滞気味です。なんとかしないといけません。

防衛省というなら平和省を

2006年11月05日 | イベント
 政府で防衛庁を防衛省にと審議が行なわれていますが、ならば平和省というのはどうか、という問題提起があります。これは、アメリカでもカリフォルニア州・オークランド選出のバーバラ・リー国会議員が提案しています。

 何故、防衛省だけなのか。平和のための政策提案も大切な国家施策です。カリフォルニア大学バークレイ校では、平和学が学科として成立しています。静岡県立大学・国際関係学部で平和学科を設立するというのは如何でしょうか。

 理由は二つあります。ひとつは、世界で唯一の被爆国、しかも静岡県は広島、長崎と並んで、焼津の第5福竜丸の3・1ビキニを経験しており、県立大学はその歴史的経緯など含め知的文化的拠点としての大学にふさわしいと思います。

 ふたつめは、静岡市は、徳川家康が大御所として駿府城に居を構え、豊臣秀吉が朝鮮戦争を起こして冷え切っていた朝鮮との国交回復を行なった拠点です。平和外交の証として朝鮮通信使が1607年から12回に渡って使節団が訪日しています。

 核保有議論に安倍首相が非核三原則が国是であるにもかかわらず何の注意も行なわない、など閣議内、与党・野党間の火種となっています。沖縄県知事選挙もはじまっており、どこまで争点化できるか?

Drコトー診療所―どこまで人間の悲しさを描くのか

2006年11月04日 | イベント
 きのうも、今日も月がとてもきれいです。満月の夜。大道芸ワールドカップは、初日が30万人、2日目が83万人、そして今日は一体何人の人々がこの静岡の街に集まっているのでしょうか。大変な盛りあがりのようです。

 どたばたと、街にもいけない忙しさ、あわただしさ、そんな中TVドラマ「Drコトー診療所」の今週版をビデオでみました。今回のシリーズは、今までよりもシリアスな人間模様がいくつも用意され、それが同時進行する筋立て、です。

 ちょっと、みていて辛い感じすらしてしまい、スイッチを切ろうかと思いながらも、涙浮かべて、ついつい最後まで、ということでしょうか。離島の医療という舞台設定のこのドラマ、「北の国から」を越えられるんでしょうか。