よそ見見聞録

気ままにのんびりと更新していきます。近場で撮影した写真や動画を不定期にご紹介しております。

2/26-1:碓氷鉄道文化村

2011年02月27日 22時59分33秒 | 遠征
文化むら入り口のレンガアーチを通りまず目にとまるのは189系の先頭車です。


車内はバケツに「雨漏りするので注意」のような表示がされていました。天井の浸水処理をしないといけない時期なのかもしれません。


地元長野を走る車両からほとんど消えてしまったATS-SN受信器。


ATS-P用列番設定器

PとPsを長野のJR車両は搭載していますが、しなの鉄道や首都圏などの車両はSNを搭載しているためこのタイプの受信機が使われています。

以下、展示車両を見て回りました。検修庫周辺が工事中で見ることが出来なかった事、SL周辺でテレビ番組の収録があったためにあまり見回すことが出来ませんでした。


キハ35 901


キハ20 467


EF65 520

空気管付き密着自動連結器という自連特有のホース接続作業が不要の特殊な密着自動連結器が付いています。かつての高速貨物列車に使われていたそうです。


オシ17 2055(オヤ17 1)

外観こそ普通の客車ですが、内装は食堂車から程遠いものになっています。


まずは食堂スペース。これはいたって普通なのでいいとしましょう...


なぜに室内にパンタがあるのかと...


極めつけはコレ。機関車の運転台がある客車とはコレ如何に!?

理由としてはオシ17だった時代に北陸トンネルでの列車火災などが起き、連結する事が出来なくなってしまったという理由があるそうです。1974年に電気機関車用教習車(オヤ17)へと改造された際に現在の形になり、通路は塞がれてしまいました。調理場は機器室になってしまい、食堂スペースだったところも実は講習室だったそうです。


次の車両は...


EF70 1001

北陸線での高速化に伴う改造を施されたのが1000代で、初期型は1灯式の前照灯だったそうです。


ブレーキ弁周りを撮ってみました。単弁(左上)に白い字でMTと書かれていますが、これはかつての松任工場の略号です。現在ではJR西日本金沢総合車両所松任本所となり、略号もMTからKZに変更されています。


単弁銘板 「単独」という文字が読め…ないですね(^_^;)


ちなみに、単弁は機関車単体にかかるブレーキ、自弁は貨車・客車をつないだ際、繋がっている車両にもブレーキをかけることができるブレーキという意味です。こんなブレーキ使っているのなんて機関車くらいですよね...


おっ、丁度いいところにロクサンが来ましたね。こういった重連の場合や後ろに車掌車が連結されている場合に使われるのが自弁なんですね。

次の車両に行きますか...


ソ300

クレーンですね...

見るものを見て、文化むらをあとにします。


唯一JR側と文化むらとをつなぐ線路。先日高崎に向かって何両か行ったそうですね…


おぎのや前に動輪が...解説だと、63の3号機動輪との事です。それにしても、錆びたジャーナルと歯車を見ると虚しい気分になります。


横川駅も工事中です。。。


どこもかしこも工事。何かあるのかなと思ったら、高崎に行く列車に答えになるであろうラッピングが施されていました。


そうです。今年の夏は群馬DCなんです!!


マスコットキャラクターの「ぐんまちゃん」です。かつては「ゆうまちゃん」という名前で呼ばれる時期もありました。



高崎にて1枚。

このあと、新幹線で長野へと戻りました。

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