私が住む土地に比べ、塗装や改造遍歴のバリエーションが豊富なJR西日本の115系。予定していた新幹線に乗るまで二時間ちかく空いてしまったので、列車を眺めることにしました。
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JR西日本 115系300番台(オカD26編成) Mc321
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まずは伝統の湘南色を纏う300番台。JR西日本の115系はその大半が半自動ドアをボタン式にしています。しかし、この300番台にはボタンはなく手動で開閉する方式を今でも残しています。ただ、通風器の撤去や行き先表示のLED化などのほか、ドア下レールの中央に走行時ドアがバタつくのを防止するためのフレ止が付いています。
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側面に目をやると、なにやら緑色がところどころ補修されているのがわかります。JR西日本では経費削減の一貫(?)で、国鉄車を中心とした鋼鉄車の塗装を単色化しているようで、中国地区では濃黄色を多く見かけます。その一方で、要部検査では基本的に塗装を行わないといった噂もちらほら耳にします。この編成も次回入場時には濃黄色になるのでしょうか…
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M'114-357
当然といえば当然ですが、車号の表記に◆は付いていません。従来の装備であるPS16型パンタグラフを備えている証拠と言えましょう。ちなみに、長野地区や豊田車では狭小トンネル対策として当初低屋根車がいたり、PS23型パンタグラフを備えるなどで対応していました。現在ではPS35型シングルアームパンタグラフを使用しています。
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JR西日本 115系300番台(オカD26編成) Tc404
JR西日本では幌をTc側に残す仕様(Mc+M'+Tcの場合)のようで、東日本エリアとはここでも違いを見ることになりました。とはいえ、昔の中央本線もこのような幌の残し方だったようですが・・・
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下関車と岡山車の並び
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JR西日本 115系300番台(セキC32編成)Tc319 普通 三原行(479M)
広島支社の115系も頻繁に顔を出します。嬉しいことに通風器が撤去されておらず、行き先も幕式で中身もそのままという西日本地区では奇跡のような存在。ゲテモノ揃いで有名な下関の115系ですが、こういった綺麗な編成美を見れることに感動しました。
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JR西日本 115系1000番台(オカA10編成)Tc1146 普通 姫路行(1334M)
115系の基本的な編成美を保っているのはいいのですが、どうしても40N改造を行った理由がわかりません。窓枠、座席、戸閉機の変更を行うなどの車体を全体的に新車同様にしてサービス向上するのはいいのですが、床下機器を変えなかったのは115系への信頼の現れか否か・・・
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JR西日本 115系300・1000番台(オカD25+D20編成)Mc320+Tc1237 普通 日生行(1980M)
先頭車間の前照灯点灯は115系でも行っています。300番台と1000番台の先頭車同士による併結は地元では見られない組み合わせだけに感激しました。
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JR西日本 115系1000番台(D20編成)Mc1545 普通 日生行(1980M)
併結車両の1000番台側。座席は転換クロスシートに変更されているが、ドアエンジンがTK8Aのままでユニット窓もオリジナルのまま。30N改造が施された編成です。
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JR西日本 115系300・3500番台(オカK06編成)Tc312
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JR西日本 115系300・3500番台(オカK06編成)Tc311
そして何といっても外せないのが115系の中でも異彩を放つ3500番台の存在で、岡山ではMM’ユニットで見ることができます。3500番台は117系からの編入で、岡山ではK編成にのみ存在しますが、下関の115系には3500番台はもちろんのこと、3000番台も存在します。
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JR西日本 115系1000番台(D01編成)Mc1501 普通 宇野行(675M)
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M'114-1094
岡山では2編成にのみみられる2基パンタ車で、この車両を含めた当編成は40N改造を受けています。
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JR西日本 115系1000番台(D01編成)Tc1066 普通 宇野行(675M)
戸袋部分の固定窓や点検蓋が廃された姿には若干の違和感を感じますが、115系であることには変わりありません。MT54のうるさい音や主抵抗器のブロワー音は姿が変われど共通事項です。
以上、簡単ではありますが岡山駅で遭遇した115系をざっとご紹介させていただきました。
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JR西日本 115系300番台(オカD26編成) Mc321
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まずは伝統の湘南色を纏う300番台。JR西日本の115系はその大半が半自動ドアをボタン式にしています。しかし、この300番台にはボタンはなく手動で開閉する方式を今でも残しています。ただ、通風器の撤去や行き先表示のLED化などのほか、ドア下レールの中央に走行時ドアがバタつくのを防止するためのフレ止が付いています。
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側面に目をやると、なにやら緑色がところどころ補修されているのがわかります。JR西日本では経費削減の一貫(?)で、国鉄車を中心とした鋼鉄車の塗装を単色化しているようで、中国地区では濃黄色を多く見かけます。その一方で、要部検査では基本的に塗装を行わないといった噂もちらほら耳にします。この編成も次回入場時には濃黄色になるのでしょうか…
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M'114-357
当然といえば当然ですが、車号の表記に◆は付いていません。従来の装備であるPS16型パンタグラフを備えている証拠と言えましょう。ちなみに、長野地区や豊田車では狭小トンネル対策として当初低屋根車がいたり、PS23型パンタグラフを備えるなどで対応していました。現在ではPS35型シングルアームパンタグラフを使用しています。
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JR西日本 115系300番台(オカD26編成) Tc404
JR西日本では幌をTc側に残す仕様(Mc+M'+Tcの場合)のようで、東日本エリアとはここでも違いを見ることになりました。とはいえ、昔の中央本線もこのような幌の残し方だったようですが・・・
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下関車と岡山車の並び
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JR西日本 115系300番台(セキC32編成)Tc319 普通 三原行(479M)
広島支社の115系も頻繁に顔を出します。嬉しいことに通風器が撤去されておらず、行き先も幕式で中身もそのままという西日本地区では奇跡のような存在。ゲテモノ揃いで有名な下関の115系ですが、こういった綺麗な編成美を見れることに感動しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b3/a65e262d31eec3da96c8cae8c4a849bb.jpg)
JR西日本 115系1000番台(オカA10編成)Tc1146 普通 姫路行(1334M)
115系の基本的な編成美を保っているのはいいのですが、どうしても40N改造を行った理由がわかりません。窓枠、座席、戸閉機の変更を行うなどの車体を全体的に新車同様にしてサービス向上するのはいいのですが、床下機器を変えなかったのは115系への信頼の現れか否か・・・
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JR西日本 115系300・1000番台(オカD25+D20編成)Mc320+Tc1237 普通 日生行(1980M)
先頭車間の前照灯点灯は115系でも行っています。300番台と1000番台の先頭車同士による併結は地元では見られない組み合わせだけに感激しました。
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JR西日本 115系1000番台(D20編成)Mc1545 普通 日生行(1980M)
併結車両の1000番台側。座席は転換クロスシートに変更されているが、ドアエンジンがTK8Aのままでユニット窓もオリジナルのまま。30N改造が施された編成です。
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JR西日本 115系300・3500番台(オカK06編成)Tc312
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JR西日本 115系300・3500番台(オカK06編成)Tc311
そして何といっても外せないのが115系の中でも異彩を放つ3500番台の存在で、岡山ではMM’ユニットで見ることができます。3500番台は117系からの編入で、岡山ではK編成にのみ存在しますが、下関の115系には3500番台はもちろんのこと、3000番台も存在します。
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JR西日本 115系1000番台(D01編成)Mc1501 普通 宇野行(675M)
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M'114-1094
岡山では2編成にのみみられる2基パンタ車で、この車両を含めた当編成は40N改造を受けています。
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JR西日本 115系1000番台(D01編成)Tc1066 普通 宇野行(675M)
戸袋部分の固定窓や点検蓋が廃された姿には若干の違和感を感じますが、115系であることには変わりありません。MT54のうるさい音や主抵抗器のブロワー音は姿が変われど共通事項です。
以上、簡単ではありますが岡山駅で遭遇した115系をざっとご紹介させていただきました。
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