エプソンがGPS事業から撤退し、これまで使ってきた SF-710 の修理対応期限が今年の11月30日までということで、そろそろ次の機種を決めないといけないのじゃが、ちょっと前に自宅のお風呂のリフォームで大金を使ってしまったこともあり、今はスントやガーミンを新品で買うような余力はない。
っで、中古で探そうとヤフオクをこまめに覗いていたのじゃが、何となく目に留まった MZ-500B。これも3年後の2025年3月31日には修理対応期限が来るようなので少々悩んだのじゃが、とりあえずポチって運よく落札。
結局 Epson(笑)。
この機種の魅力は何といっても稼働時間の長さ。
湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会でコースログを取ろうと思うと天候や体調によっては10時間は動いてもらわなければ困る。古くなってバッテリーが劣化して稼働時間が短くなることを考えるとカタログ値で最低でも20時間以上は欲しい。っで、この MZ-500 シリーズのGPS稼働時間は SF-710 の30時間をはるかに超える46時間。実に1.5倍である。
とはいえ先にも書いたように MZ-500 も3年後には修理対応期限を迎える。まあ3年経てばそのうち他のメーカーからもバッテリー寿命が長くてお手頃価格の機種が出てくるだろう。
っで、ここからが本題。
SF-710 はスマホとの相性が悪かったのか、京セラのトルクG02とペアリングできなかった、G04に機種変更した後もうまくいかなかった。だからペースの変化を走った直後にスマホで確認することはせず、いつも家に帰ってPCにUSB接続してデータをアップロードしていた。
っで、MZ-500はどうだろうかと Epson Run Connect for Trek アプリをG04へインストールしてペアリングを試みたが、こいつもやはり最初はだめだった。
「最初はだめだった」と書いたところで、次の展開はもうお分かりだろう。
何がどうなってうまくいったのかは分からないが、何度か試しているうちにペアリングに成功したのじゃ。
ここからさらにおまけがついた。
試しに Epson View アプリもインストールして SF-710 でのペアリングを試みたところ、なんとまあペアリングに成功した。
Epson Run Connect for Trek と Epson View を同居させたのが良かったのだろうか?
さらにもう一つ発見があった。
MZ-500 ではデータの管理を NeoRun というwebアプリケーションで行うのじゃが(SF-710も Epson View になる前は NeoRun だった。)、 Epson View でアップロードした SF-710 のデータは 古いものも新しいものも NeoRun で参照可能なのに、逆に Epson Run Connect for Trek で NeoRun へアップロードした MZ-500B のデータは Epson View では見れない。
とりあえずワシ的には、SF-710で取ったデータも MZ-500で取ったデータも NeoRun で参照できるので特に問題はない。でもアップロードに使うツールがそれそれ違うというのが面倒くさい。
心配なのは、3年後にサービスが終了して NeoRun や Epson Viewへアクセスできなくなった時に機器からのデータの取り出しができなくなるということ。
過去のデータで必要なものはエクスポートして保存しているので特に困ることはないし、練習の時のデータなんてどうでもいい。しかし新たな山歩きやクロスカントリースキー大会のログは残したいし地図上に表示して楽しみたい。
機器は使えるのにデータが取り出せなくなるってのが釈然としない。
せめてGPXでもCSVでもいいので機器からローカルディスク上に直接データ保存することができるようなツールを提供していただきたいものです。
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