学生のころ稽古をつけてもらった錬心館時代の先輩が入院したと一報をいただいたので菊水にある「がんセンター」にI師範とお見舞いにいった。「リンパ腫」とのことで経過を心配して伺ったが抗がん治療が効き、変わらぬ元気な姿で安心した。もう3ケ月くらい闘病生活をしているのだが、通院になるかもしれないとのこと。若いころ前職で旭川出身早稲田卒の優秀な同期が「悪性リンパ腫」でまだ30歳前に他界した思い出があったり、高校の同期がやはり「がんセンター」で永く闘病していたこともあり、複雑な思いだが、何よりお元気な姿を見れひとまず安心。きっとこれからはお見舞い・お悔みが増える年齢だから、自分も気力を高くして行こうと思った。
うぶかた丁 著「天地明察」。今、全国ロードショー中のお薦めの上下巻。徳川四代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る「改暦」のプロジェクトが立ち上がる。碁打ちにして暦法家・渋川春海。一つのことを成し遂げる、こんな生き方素晴らしい。今年は良書にあたる、映画見たいな。