群飲佚遊ヲ制スベキ事

飲んで遊んで放蕩を尽くせば末は長者か無頼の徒か・・!

クリスマス

2010-12-27 08:02:39 | 海外
 この土曜日はクリスマス、金曜日の夕方、近くのスーパーには
ワイン売り場に西洋の人たちの人だかり。どうしたのかと近づくと
酒臭い。ワイン売り場が酒臭いのは、当然だが、通路のかなり離れた
ところで匂ったのだ。

 ふうん前哨戦をテイストで始めたか?さすがだ。タダ酒で
十分に酔っぱらって、気勢を上げているな、と酒好きの私は、近づいて行った。見ると5人くらいで、顔を赤らめあれこれ喚き、ワインを
振りまわしている。嬉しそうである。笑顔できっと、これが良い
今晩は、これでやろう!などと言っているのだろう。

 恥も外聞もなくクリスマスを楽しむ気持ちが伝わった。現在ほどに
科学の進歩の恩恵がなかった中世や近世まで遡って、祭りごとの大切さが解った気がした。遊びや喜びは、簡単には得られなく、苦しみや
悲しみは、欲しがりもしないのに次々とやってくるのだ。

 私もささやかだけどクリスマス会に出た。ここ上海で大勢の
人前で仲間と踊りを披露して、飲み放題の日本酒を冷やで3杯
いただいた。お陰で上機嫌だった。楽しみよ永遠なれと喜びたい
のは、時や所を選ばずあらゆる人々の願いであることが実感できた夜だった。