<ワールドシリーズ:インディアンス 7-8 カブス>◇第7戦◇2日(日本時間3日)◇プログレッシブフィールド
【クリーブランド=共同】米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は2日、クリーブランドで第7戦が行われ、カブス(ナ・リーグ)がインディアンス(ア・リーグ)に延長十回、8―7で競り勝って対戦成績を4勝3敗とし、108年ぶり3度目の優勝を果たした。最優秀選手(MVP)は今シリーズ打率3割5分7厘と活躍したカブスのゾブリストが選ばれた。
カブスは6―3の八回途中に登板した抑えチャプマンがガイヤーに適時二塁打、デービスに2点本塁打を浴びて同点に追い付かれ、延長戦に入った。降雨中断を挟んだ十回、ゾブリストの二塁打とモンテロの適時打で2点を勝ち越した。
インディアンスは打線が終盤に追い付き、延長十回も1点差に迫る粘りを見せたが届かず、68年ぶり3度目の制覇はならなかった。
◎ 優勝決定戦にふさわしい非常に良い試合だった。川崎は運のよい男だ!