今日で東日本大震災から3年になる。
2万1千人以上の方が亡くなられたり行方不明になった。
この中には3千人近い震災関連死と言われる方々がいる。
地震や津波からは助かったのにその後の寒さや、医療の不足、
不自由な生活によるストレスなどから病気を悪化させた人、
なかには将来を悲観して人生の途中で命を絶った人もある
かも知れない。
3年が経ったがまだ26万人以上が避難生活を余儀なくさ
れている。被災地の仮設住宅で生活しているのは10万2千
人余り、その他は各地へ分散して民間の借上げ住宅や公営住宅
などで暮らしていて地域の情報や支援情報が不足していると
言われている。
阪神淡路大震災やスマトラ島沖津波や三宅島の噴火など
大きな災害を何度も経験し、そこから得た教訓は数知れない
が、それらの教訓が十分活かされているようには見えない
のがとても残念。
いろんな学会がこれらの災害について詳細な調査報告書を
作成しているが、それらを横断的にまとめたものはない。
やはり災害と支援、防災対策、減災、復興など多面的な
検証がいる。そしてそれらを語り伝える方法がいる。
まだどうすればいいかわからないが私もその一助になれる
よう努めたいと思っている。
ソチ冬期五輪が終わった先週の水曜日(2月26日)の早朝、犬と散歩に出ようと
外に出たとき、「ホケキョ」の音。
まだまだ真冬の気温が続く中で少し寒さが緩和された水曜日、早くも春の使節が
その知らせを届けてくれた。
その後はその音色を聞かないが寒さももう少しと思うと心が浮き立つ。
(写真はネットから拝借した)