昨日(2月18日:日本時間)高梨沙羅さんが、スキージャンプのワールドカップで
日本人初の総合優勝を決めた。
2選残しての優勝決定。ニュースで見たが本人はそのことを知らず、
「もう決まったんですか?」と逆に質問する程無心での優勝らしい。
152cmの小さな体のどこにそんなスゴイ力があるのか信じられない。そしてまだ
16歳、努力の結果ではあるが「天才」と言ってもいい。
しかし彼女がこんなに活躍すると、ふと今まで日本人選手が驚異的な活躍をした
競技でルールが変更になって、それ以降成績が振るわなくなるという前例を思い出す。
かつての男子のジャンプではスキー板の長さに身長による制限はなかったのが日本
選手が表彰台を独占するということが起きると板の長さが身長プラス20cmになったし、
萩原選手が複合で総合優勝すると、ジャンプの得点が少なく評価し、距離を重視する
採点方法になった。
柔道でも、もう日本の武道ではなくなっているし、今やお家芸と思われていた
レスリングもオリンピックでは風前の灯火。
女子のジャンプがそうしたルール改正にならないことを祈りたい。