つれづれなるままに

その時々の思いを書き綴る。

貨物機炎上

2009-03-25 12:41:02 | Weblog
 先日の日曜日(3月22日)朝、成田国際空港でFedEX貨物機が
着陸に失敗し横転、炎上し乗員の米人2名が死亡した。
 成田空港開設以来はじめての航空機死亡事故という。
ニュースで見たが、信じられないような衝撃的な映像が
流れていた。
 滑走路にやや機首を下げて進入した貨物機が2度バウンドし、
少し横に傾いたかと思うと主翼が折れ、いとも簡単に
裏返ってしまい、横転と同時に中央付近から出火し大きな炎に
機体が包まれた。
 当時成田は20メートル近い強風が吹いていたらしく、識者によると
ウインドシェアが起きたのではないかという。
 聞く所によると、ウインドシアというのは、急速に風の向きが
変わったり風速が変化することを言うらしい。
 しかしそんなことであの大きな飛行機が、ひっくり返るのかと
思うが、自然の猛威のすごさを改めて知らされた。
 これがもし、旅客機だったらと思うと背筋が凍る。
 亡くなられた方のご冥福をお祈りしつつ
しっかりと原因を調べて、今後の安全に役立てて欲しいと願うばかり。

合格発表

2009-03-19 10:29:39 | Weblog
 昨日3月18日、全県一斉に公立高校の合格発表があったようだ。
 競争率は低くなったとはいえ、歓喜の声を上げる人の隣に夢破れ
悲嘆にくれる人もあっただろう。
 私も46年前の3月18日が発表の日。昨日このニュースを聞き、
その時のことが思い出された。
 私の通う中学からは、その前の年まで私の志望校へは1,2名が
応募し合格していたが(先生がそのように進路指導していたようだ)、
この年9名が志望した。進学指導の先生から、志望校を変えては
どうかと打診があったが、私が受験するので好きにしますと
先生の助言を無視して受験した。
 まずまず解答したと思っていたが、何人かと試験終了後、出来に
ついて話したところ、どうもいくつかで間違いがあるようだった。
 不安な何日かを過ごして発表の日を迎えた。
 発表の日、天気は良かった。9時だったか10時だったか忘れた
が、その30分以上前に母と一緒に志望校のグランドにいた。
 すでにかなりの生徒と父兄が集まって発表を待っていた。
 時間が来て3,4人の職員が高さ60cmほどの巻紙をたずさえ
脚立に登り、特設の掲示板に押しピンで留めながら広げ始めた。
 7,80cmほど伸ばしては押しピンで留めるという作業を
繰り返す。が2,3メートル進み、私の受験番号の手前で
やおら巻紙を伸ばすのを止め、ピンの確認だかわからないが
次に伸ばすのにえらく手間取る。巻紙を持っている彼の左手の
中に私の運命が隠されている、後すこしで自分の生死が決まる
のにと、いらいらしながら待っていたのを思い出した。
 随分長い間待ったように思うが、多分20秒もないわずかな
時間だったのかも知れない。
 再び巻紙の広げ始め、合格番号が次々と目に飛び込んで
きた。 あった。
 今でもあの番号を待つあの瞬間を思い出すと、不安で
鬱々となる。
 無事合格した皆さん、また残念ながら希望を果たせなかった
人たち、今新たな舞台が幕を開けた、間違いなく未来は
君たちのもの。精一杯努力して道を切り開き、素敵な明日を
築いて欲しいと思う。

もう桜が

2009-03-10 18:50:29 | Weblog
早朝、犬と散歩をしていると川沿いが薄赤く輝いている。
何と桜がさいている。
前日も同じ道を通ったのだが気がつかなかった。多分まだつぼみ
だったのだろう。わずか1日で三分程が一気に開いて、周囲を
華やかにしている。
この桜の木は、毎年他の花より1週間ほど早く開くように思ったが
それにしても今年は早い。それだけ暖かく他の桜も4月を待たずに
開くのではないかと思われる。
写真を撮ろうと昼、再び訪れると更に開花が進み、五分咲き。
おいおいそんなにあせらずゆっくり咲いてくださいな。
もう少し花を楽しみたいのだから。


運がいい人

2009-03-09 11:56:09 | Weblog
 昨日、県民局地域ビジョン委員会の行事で、京都府北部へ視察に
行った。環境や農業を中心に地域おこしをしているNPO法人の
活動を見に行ったのだが、なぜ京都かとか目的や趣旨についての
意見はこの際、横に置いておくことにして、帰りの車内での
ことである。
 グループのリーダーが、道中飽きさせないためにゲームを用意
していた。この心配りには驚いた。準備に朝4時までかかった
という。ゲームはネットから拝借したもので、彼の質問に
○か×の札(これも人数分13組造ったようだ)を上げると
いうもの。
 その質問の中に「あなたは運がいいと思うか}というのがあった。
何と全員が○、運がいいと感じていた。
 確かに、こういう行事に参加できる人たちは、時間的にも
経済的にも、また精神的にも少なくとも多少の余裕があるから
参加できるといえ、それなりに人生の成功者と言えるだろう。
 だから自分自身を「運がいい人」と言えるのだと考える人が
あると思う。
 が私は、今日のこの人たちは、昨日今日に運がいいと感じた
のではなく、かなり若い頃からそう思っていた、だから苦境に
あっても決してあきらめず挑戦して道を切り開き、今日の立場を
築いたのではないかと思っている。
 人の運は多分、どの人にも同じように降ってくるが、
運が悪いと感じている人は、その機会を逃し、運がいいと
思っている人はチャンスをつかみ飛躍されたのではないだろうか。
 決して先天的に、運が決まっているのではなく、運がいいと
勝手に思い込んだ人に、幸運がやって来ると思う。
 人生振り返り、誰にも運がよかったと思える瞬間はあるはず。
それを見つけて自分を運のいい人と思い込もう。そうすれば
必ず幸運はやってくる。

啓蟄

2009-03-05 08:06:46 | Weblog
 出勤の用意をする朝7時前、つい先日まで真っ暗だった外が
今日あたりは朝日も昇り随分と明るい。

 昨日、第1回目の桜の開花予想が発表された。2月が暖かかった
ので全国的に開花が3~9日程早まり、神戸では3月27日ごろ
とか。
 今日5日は、啓蟄。読めるけれど残念ながら私には書けない文字。
二十四節気のひとつだが、一番好きな季節の言葉。
躍動感がある。いよいよ春本番。
 そう考えるだけで心は何となく浮き浮き。まさにスプリング。

 業界もわが社も、まだ厳冬の中にだが春は必ず来ると信じ、
穴から這い出そうと思う今日ではある。