つれづれなるままに

その時々の思いを書き綴る。

本の紹介

2008-05-21 19:01:44 | Weblog
2008.05.21 本の紹介
2年前に旭屋書店の書評を見て同社のネットで買った本を
読み直している。
 昨年まで旭屋書店では書評をメーリング配信をしていて私も
その読者の一人。時折その書評を見てネットで購入していたが、
旭屋書店がその配信をやめてしまったので最近は本を買うことが
少なくなっている。残念。でたまたま読む本がなくなり古い本を
引っ張り出した。

 今読んでいるのは『組織行動の「まずい!」学』(樋口晴彦著、
祥伝社新書 2006.7.5第1版発行)。
 企業や組織(NASAなど)の事故を分析している。
 この分析から見えてくるのは、組織に潜む問題点だ。
確かに重大事故の引き金を引いたのは、現場にいた特定の
個人なのだが、多くの場合その背後には組織の安全や
人事管理に大きな欠点がある。
 ここで取り上げられている事故は、
チェルノブイル原発爆発事故、JR福知山線脱線事故、
JCOウラン臨海事故、スペースシャトル・チャレンジャー号と
コロンビア号の事故、インド・ボパール化学工場爆発事故等々。
 どの例もしてはならないことをさせてしまったか、するべきことを
させない状況を作り出している。しかも事故の発生が予見され
るのに、未熟な人材を業務につかせて制御不能に陥って、重大な
結果を招いている。もし熟練者が当たっていれば、軽微な事故で
終わっていた可能性があるという。
 もちろん、ベテランだからこそ安易に操作し、あるいは
手順を省略するなどによって招いた事故も多い。
 いずれにしても事故を防ぐには、そうした事例の研究と
事故防止の訓練や教育の実施、さらには検査や点検体制を
確立し実施することであり、決して犯人探しだけで終わらせる
ようなことがあってはならないという。
 一読する価値はある。


枯れた花に罰金?

2008-05-16 09:58:05 | Weblog
080516 花が枯れると罰金?
昨夜(5月15日)10時からのNHK「びっくり法律旅行社」と
いう番組でスイスのユニークな法律を取り上げていた。
驚いたのは、首都ベルン市ではベランダなどで枯れた花をそのまま
放置していると通報されて罰則があるという。どういう罰則だったか
聞き漏らしたが、街をいつもきれいにしておこうという気持ちが
法律まで及んでいる。
掛け声や住民の意識、倫理観に訴えるだけでは、スイスといえども
美しさを保ち続けることは難しいのかも知れない。法律という
目に見える形を示すことで、人々が持っている美意識を一層
喚起することが出来るのだろう。
わが家なら、しょっちゅう罰金を払うことになりそうだ。

四川省地震

2008-05-13 12:31:05 | Weblog
080513 四川省で大地震
昨日午後3時半(現地時間午後2時半)ごろ、四川省省都の成都市の
北西約90kmを震源とするM7.8の大きな地震が発生。しかも
震源は地下10kmと浅い直下型というから被害は甚大と見られる。
昼前のニュースでは四川省だけでも死者は1万人に迫るという。
中国は地震が少ないと思っていたが、内陸部では過去にも
M7.0を越える巨大地震がたびたび発生しているという。
中国が地震の頻発地であるとは全く知らなかった。

それにしても映像で見る限り、倒壊した建物の柱は細く
とても十分な耐震性を有しているとは思えない。
地震の多発地域としては少しお粗末な感じがする。
この地震で日本人の人的被害はまだ報告されていないようだが
工場関係では少なからず被災しているという。心からお見舞いする。
耐震性能の向上や被害の軽減のために私たちがお手伝いできる
ことはたくさんあるように見えた。
救助を待つ人が一時も早く発見され救助され、また一日も早く
この地域が復興されるよう心からお祈りするとともに
私も出来る支援をしたいと思う。

姫路菓子博

2008-05-05 15:41:35 | Weblog
姫路菓子博2008
来る5月11日まで姫路では全国菓子博覧会が姫路城の東から
北にかけての会場で開催されている。
昨日の日曜日は当初予想の7万人には至らないものの6万余の
来場があり連日主催者の予想を超える方々が訪れ、大変な
にぎわいを見せているらしい。
その人手の多さに恐れをなして、前売り券を持ってはいるが
私自身はまだ見に行っていない。
来場者はどうも会場のキャパシティーを越えているらしく
人気のパビリオンには入場制限やら長時間待ち、揚げ句には
入場できないこともあるようで不満の声も聞こえるが、
工芸菓子がすばらしい、孫がよろこんでいたなどの
楽しんでおられる様子も伝わってくる。
その他これに便乗というか、これを機会にというか、
その周辺でもさまざまな企画やイベントが行われ、
姫路のおもてなしの気持ちを伝えたいと活動している人々が
たくさんおられる。
そういう記事や話を聞くと同郷のものとして、うれしい。
残りわずかですが、会場での待ち時間を覚悟して、ぜひ
姫路に来てください。たくさんの人が心から歓迎するため
お待ちしています。