遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

台湾の経済・貿易現状 (印刷機械市場調査の一環として)

2010年08月23日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

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  阿里山への登山列車

 

台湾の印刷機械市場に関して報告するために台湾の経済・貿易関係を調べていたら、この2-3年の台湾は中国との関係もあるが、急速にその地位を高めているのが分かりました。

 

台湾の印刷機械市場に関して報告するために台湾の経済・貿易関係を調べていたら、この2-3年の台湾は中国との関係もあるが、急速にその地位を高めているのが分かりました。

中国へ進出するステップとして、台湾を経由したり、台湾で実績を残してとか、台湾企業と協力してとか、今後ますますアジア・中国進出を考えている日本の会社にとって台湾が大切になってくると考えられます。

その情報が台湾の印刷機械市場とどう繋がるかと言われますと、あまり関係ないと思われますが、このブログの目的が東南アジアや中国へ進出する会社に少しでもお役に立ちたいとの趣旨ですので、2回程に分けて書いていきます。

 今回は台湾の基本状況、経済力の強さ、及び日本と台湾との関係等を記します。

 まず最初に台湾の基本状況から。

人口 全国:2,313万人
   台北市:260万人
国民総生産:3,916億ドル(2009年)
一人当たりGDP:16,969ドル(2009年)
経済成長率:-1.91% (2009年)
             6.14% (2010年予測)

2009年は世界的な金融危機の影響で1.9%下がったが、2010年からは順調に回復しつつあります。

台湾としての経済的競争力を示すものとして:

投資環境リスク評価報告書      世界第4位、アジア第2位
(Investment Environment Assessment Report 2010 by BERI)

国際競争力ランキング     世界第8位、アジア第3位
 (The World Competitiveness Yearbook 2010 ranking by IMD)
 
国際競争力のイノベーション要因 世界第8位、アジア第2位
(Innovation factors of the Global Competitiveness by WEF)
 
国際競争力総合ランキング   世界第12位、アジア第3位
(The Global Competitiveness overall Index 2009-2010 by WEF)

ビジネス環境ランキング    世界第16位、アジア第3位
(Business Environment Ranking by EIU)

殆どのクラスで日本、韓国或いはシンガポールについで第2位か第3位位置しています。

業種別にみると下記の業種は市場シェアーに関して全て世界第1位(2008年の統計)を占めてます。
 液晶モニター供給業者    価値140億$ 占有率68%
 チップ製造サービス供給業者 価値  89億$ 占有率70%
 ノート型パソコン製造業者  価値 220億$ 占有率72%
 ケーブルモデム製造業者   価値54.8億$ 占有率66% 
  半導体実装業者        価値18億$  占有率36%
  PDA(携帯端末)製造業者    価値18億$  占有率79%
 ワイヤレスLAN装置製造業者  価値83億$ 占有率83%
 TFT-LCDパネル製造業者    価値35億$  占有率35%

台湾と日本との関係

現状の日台両国間の主要課題としては下記項目を挙げられます。
・正式国交がない
・台湾の親日派が高齢化してきている
・貿易赤字が解消されない
・両岸関係と日台企業の業務提携

台湾において対日世論調査を実施したところ、
・最も好きな国は日本
・今後、台湾が親しくすべき国は中国
・日本への関心は、女性は日本の自然、男性は日本の科学技術
・90%の台湾人が日本旅行に魅力を感じている
・日本の情報は殆どテレビから入手している
・約30%は日台関係は良好と認識している
・約45%は日本は信頼出来ると回答
・日台間での不安要素は漁業問題(尖閣諸島問題)

次回へ続く

会社の宣伝

・中国と何らかの取っ掛かりを掴みたいと考えていらっしゃる会社、お店、個人の方々

また

・中国で信頼出来る人を探していらっしゃる方々のお手伝いを致します。  お気軽にご相談下さい。

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東南アジアと中国ビジネス コンサルタント

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