遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

中国・華僑系会社との商談顛末及び対処方法ーーその8

2011年03月21日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

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東北地方太平洋沖地震にて被災された皆様及びご家族、知人が被災された皆様、
心よりお見舞いを申し上げます。
1日も早く事態が収束し、復興へ向かうことを願っております。


          

         

 2008年に訪ねた時の福建省の「福建土楼」の内部  「福建土楼」の近くの山・湖(名前は忘れました)も静かで美しかった。

前回の続きで、今回は中国人とアメリカ人の考え方の相違性について考えてみて、いかに彼らとの商売・交渉を
進めるべきかを考えてみたいと思います。

これまで中国人とアメリカ人のそれぞれの行動様式、性格、気質等を書いてきましたが、ここでは中国・中国人と
アメリカ・アメリカ人の共通点や相違点を考えたいと思います。
中国もアメリカも共に広大な面積を有しています。
しかし中国の国土は不毛な土地も多く、アメリカほど豊かではない。
また、中国はアメリカと比較にならないほど、地方により違いがあります。
共通の背景と動機から海外から移民してきて、共通の価値観を持つに至った歴史の新しい国・アメリカと、何千年と
いう長い歴史を持つ国とは違います。
アメリカ人と中国人とでは相違点が多いが、共通点もいくつかあります。

1)両者ともあまり物事にかかわらず、起きた事は起きた事として後悔じみた事は言わない。

2)几帳面ではなく、細かい点にはこだわらず、アバウトだが包容力はある。

3)大局的な見方をする。一方、力点は短期の目的や利害に置く。

4)日本と対比するとはっきりするが、集団より個が先んじる。

5)強い優れたリーダーを尊敬し、ついていく。

6)ビジネスの面では、目標を決めるとそこに向かって邁進する。プロセスは走りながら作っていく。いわば
  レボリューションと言える。
  これに対して、日本や欧州は、道筋をすべて決めてから動くのでエボリューションと言える。

一般的に日本はボトムアップでの意思決定が多いが、アメリカは優秀なエリートのリーダーが引っ張っていくところが
ある。
日本の陸軍は「突撃」と言ったが、アメリカでは「フォローミー」を使うとの事です。ベトナム戦争でも士官の死亡率が
高かったとの事。
中国人も華僑も、立派なリーダーに従って行きたいという気持ちが強いです。

交渉事となると中国人はまず自分からは発言せず、相手に喋らせ、聞いたあと意見を言う傾向があります。
なかなか真意は口にしないし、つかみどころがない。
まず相手にいろいろ提案させて、判断の基準を検討しながら、あとになって極めて厳しい条件を出してくる。
従って、交渉をまとめるには、相手の面子が立つような配慮が常に必要である。

アメリカ人との交渉は全てDeal(取引)である。
理詰めでくるし、もっともだと思っても決して自分の非を認めず、その時は沈黙してしまいます。
従って相手が黙っている時は、こちらの勝ちだと判断出来る。

続きは次回にさせて頂きます。


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中国・華僑系会社との商談顛末及び対処方法ーーその7

2011年03月09日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

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前回に引き続いて中国・華僑系会社と商談する際に心掛けておく事を今回も記しますが、今回は脱線してアメリカ人に関しての件
です。

筆者はアメリカ外資100%の会社に20年程勤務し、中国のお客さんをアメリカに案内したり、アメリカ本社での会議や打ち合わせに
参加したりで、アメリカ人との交流も少なからずあります。
その当時聞いた話しで「アメリカ東部は頭で勝負し、南部は腹で勝負し、中西部は人柄で勝負する」というのがあります。
中国と同じように国土の広い国ですので、いろいろと地域によって考え方などの違いはありますが、一般的に「アメリカ人は?」という
場合に共通項もあると思います。
箇条書きに気の付くままに書いてみますと、

1)オープンで屈託がなく性格的には明るい。

2)包容力があり、正しいもの、いいものは偏見なしに受け入れる。

3)実行力がある。それが間違った方向だとすぐにやり直す。

4)いい意味での個人主義。自己防衛心は強い。自信過剰になる場合も多い。

5)他人の実力は尊敬する。権威だけではついてこない。

6)規則と契約に基づく社会であり、十分なコミュニケーションと取り決めが必要となる。

7)可愛い子分は可愛がって保護し、自分の敵だと思うと機会があれば叩く

8)自分の自由や生活が侵されると思うと一致団結して戦う。

アメリカ人のルーツは、欧州や南米など世界各地から新天地を求めてやってきた本来恵まれない人々である。
アメリカには自由があり、機会平等は社会通念となっている。
しかし、人種偏見もある。
アメリカに到着した順番に尊敬される傾向が今でも残っているのではないか。
まず英国そのなかでもWASP(White, Anglo-Saxson,Puritan)、次が他の西欧人、そして東欧、次いで南米、それからアジアの順になっているようである。


アメリカと中国は似ている所もあるし、似ていない所もあります。
次回はアメリカと中国の比較を記します。

 

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