本日は管理人はお休みを得ておりましてのんびり過ごしておりますが・・・午後からは雨の天気予報ということで、午前中に何時もの多摩川っぺりのお散歩コースをお散歩・・・
春と言うよりは初夏を思わせる陽気で足取りも軽くお散歩いたしました・・・
今回のお散歩のお伴はこちら・・・
ドビュッシー:管弦楽作品集第6集 | |
クリエーター情報なし | |
naxos |
ドビュッシー大好きな管理人あまたのアルバム楽曲を収集しておりますがその中でも異色のアルバムがこちら・・・
・・・ドビュッシーの楽曲はその精緻で奥深い味わいから視聴する時は正座して羽織袴で聞くものですが(嘘)(^^ゞそこまででもなくても、やはりついついその深遠な構成に引き込まれて、お散歩中に聞いていれば歩みが止まり、運転中なら目を閉じてします<オイオリ危ない(^^ゞ
・・・ということで、ドビュッシーの楽曲は「BGM」と申しますか、ながら音楽には不適なものなのでありますが(苦笑)
このアルバムに収録されている楽曲は元々ピアノ楽曲であったものを全編管弦楽構成で演奏しているという異色のアルバムとなっております。
しかも管弦楽構成ということで本来より「大編成化」(笑)しているにも関わらず「重々しさ」感じさせず軽妙洒脱な味わいの演奏となっております・・・
・・・まぁ逆にいうと「軽い」んですが(^^ゞ
通常のドビュッシーの楽曲がカスタードなシュークリームとすればこちらはホィップクリームのシュークリームと言った風情なのであります。
非常に軽やかでなおかつ小気味よい切れ味の演奏となっております。またマイナーと申しましょうか・・・まぁドビュッシーの楽曲は有名どころの楽曲でも一般的にはマイナーですが(苦笑)余り知られていない楽曲も収録されておりますが、こちらは初めて聞く方にはかなり新鮮な印象があるのではないでしょうか?とても19世紀の楽曲とは思えないそのサウンドはやはりドビュッシーが如何にぶっ飛んでいたかを物語ると申しましょうか、今聞いても新鮮な響きでまるで映画音楽のような色彩感に溢れる音響は昨日できた曲ですと知らない人に言えば信じられるがごときであります。
・・・ということでドビュッシーさんのぶっ飛び具合に比較的軽いノリで触れられるという貴重なアルバムとなっております。
お散歩・読書・ドライブのお伴に是非常備薬として備え付けて頂きたい(笑)一枚でございます。
収録曲
1. ベルガマスク組曲(G.クロエ…1.2.4,A.カプレ…3 管弦楽編曲版) -前奏曲
2. -メヌエット
3. -月の光
4. -パスピエ
5. 小組曲(H.ビュッセルによる管弦楽編曲版)
-小舟にて
6. -行列
7. -メヌエット
8. -バレエ
9. 春(H.ビュッセルによる管弦楽編曲版)
-I. Tres modere
10. -II. Modere
11. 白と黒で(R.ホロウェイによる管弦楽編曲版)
-無我夢中で
12. -ゆるやかに。沈痛に
13. -スケルツァンド>
14. 交響曲ロ短調(T.フィーノによる管弦楽編曲版)
-I. Allegro ben marcato
15. -II. Un poco lento, cantabile
16. -III. Primo tempo