まさおレポート

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韓国半導体とハニートラップ考

2019年09月04日 09時24分13秒 | 日常の風景・ニュース

ハニートラップで技術を奪われたと石井孝明氏が寄稿している。韓国の文在寅政権がGSOMIAの破棄を決定し、ホワイト国外しをもとに戻すこととセットでGSOMIAを交渉材料にしていることにわたしも怒りを覚えている一人だが、それはそれ、ハニートラップとまで言えるかどうかは少し疑問がある。

ある日本の半導体関係メーカーの幹部は2000年ごろ、異様な経験をした。韓国の企業で打ち合わせをした後、ソウルのバーで酒を強く勧められて酩酊(めいてい)しそうになった。すると、美女ホステスが並ぶ、怪しげな雰囲気のいるクラブに連れて行かれたのだ。「おかしな行為を撮影される。危ない!」と正気に戻り、相手が引き止めるのを振り払ってホテルに帰った。

友人の元商社マンによると接待は相手のけつの毛羽まで抜く覚悟でやれと先輩に徹底的に仕込まれたと言っていた。

又、大先輩の元商社マン氏は石油取引を専門としていたが中東の取引先が日本に来たときはサウナで共に裸の付き合いをしてそのあとはともに泡姫のもとに向かったと武勇伝を語っていた。

かつて韓国出張で宴席を囲んだ時に相手が「韓国では酔いつぶれるほど飲まないと相手を信用しないんですよ」と酒を勧められた経験がある。要は裸の無様な姿をさらすと信用するという風潮が残っているのだと思ったものだが、かつての日本だって会社の飲み会は似たようなものだった。美女ホステスが並ぶ、怪しげな雰囲気のいるクラブに連れて行かれたのもその延長線上にあると思う。

こうしたことなどかつての日本でもさんざんやってきたことで何も韓国だけのお家芸ではない。

しかし友人や先輩もさすがに盗聴器までは仕掛けていない。しかし韓国が盗聴したとの次の証言も根拠としては少し弱い。 

日本の技術者の中には、夜遊びの猛者がいた。携帯型の盗聴機探知機を持って接待に付き合った。実際に盗聴器を発見し、さんざん遊んだ後に「盗聴したな」と詰め寄った。韓国側はもちろん否定したが、その人は自分の遊びを不問にさせる交渉材料にしたという。

日本の東芝などの技術漏洩管理の甘さと設備投資の判断ミス、土日に韓国にわたって金をもらって技術移転した人たちこそ100%責められるべきであり、「韓国勢のハニートラップを含めた「反則技」の影響も深刻だったといえる。」と5分の痛み分けにするのは少し筋が違う気がする。

再度言うが、韓国がホワイト国外しをもとに戻すこととセットでGSOMIAを交渉材料にしていることにわたしも怒りを覚えているが、だからといってハニートラップまで持ち出すと週刊ポストの断韓と似たような、援護射撃が逆に見方を傷つけるような複雑な気持ちになる。

 

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