カラマーゾフの兄弟」訳者 亀山郁夫氏が追及する一貫するテーマは「黙過」 2024-05-24 | 小説 カラマーゾフの兄弟 亀山郁夫氏訳の「カラマーゾフの兄弟」を読んできた割にはこの訳者について関心が薄かった。気になる記事が目に入ったのでメモしておきます。 黙過と言う言葉つまり見てみぬふりが飛び出してきた。イワンがスメルジャコフの父殺しを黙過したことや神が大審問官に沈黙のキスをしたこと、あるいはゾシマ長老の死体が腐敗臭を漂わしたことに誰も公然と批判しないことなども指すのか。 幼児殺しなどの残虐行為を神が黙過するのは . . . 本文を読む