まずは暑気払い、アラスカの氷河の写真をアップ。
夏は、大好きな季節である。
今がその夏のど真ん中なのかもしれない。
8月に入るとやはり暑いけれども、若干秋風のようなものも感じたりする。
カフェに入るとギンギンに冷やしている店が多いので、長居はできない。
アイスコーヒーの氷無しをもらったりするがあまり美味いとも思えない。
やっぱり一番好きなコーヒーは、
サイフォンで一杯ずつ丁寧にいれてくれたブレンドがぼくは好きだ。
昔、ＪＪ 植草甚一という作家をとことん好きになり、読んでいた頃
うまいコーヒー店のことが書かれてあり、さっそくぼくも訪ねてみた。
新宿の、京王百貨店の中にそのコーヒー店はあった。
白一色のカフェであった。
名前は忘れたけれども、オシャレなＪＪおじさんが、ここで濃いコーヒーを
飲んでいたのかと思うと、スィングするよな文体とともに、
ぼくもすっかり愉しくなるのであった。
今ぼくにそんなに夢中になって読める作家はいるか？自問してみる。
とてもとても・・・いない。
1970年代末から、80年代にかけて、
ぼくは本当に植草甚一という作家を大好きだったよ。
今日は、７・１７は、ジョン・コルトレーンの命日である。
今、コルトレーンを聴きながらこの雑文を書いている。
ぼくは本当にへんてこな30代を生きてきたんだと思う。
そんなぼくの遅れてやってきた青春に大きな影響を与えたエッセイストが
ＪＪおじさんこと、植草甚一その人であった。