すっかり夏の日々。
ワーッと街に人があふれる。
こちらは、ご飯を食べ、カフェに入り、
また文具店でいくらかのノートを買った。
ウェブがネットがしだいに比重を増しても、
ぼくは洒落たノートの類を見ると駄目なんだなあ、
すぐ買ってしまうんだ。
残念ながら、日本製のノートや手帖の類も良いものがあろうけれども、
外国製のノートや手帖の類の書きやすさは何なのだろう？
紙だって良く見ると再生紙を使って作っているものが多い。
なのに、厚手でしっかりと紙に腰があり、書きやすいのだ。
ＪＪおじさんが、アメリカ製やあちらのノートの類を愛したように
ウェブの時代にあっても、ぼくはパソコンを愛用するけれども
同時に、紙製品の優れたノートや手帖を愛用したいのである。
ペンだって永いあいだ愛用してきたあるチップペンがある。
インクも実に良いし、黒々と書き込んでくれる。
万年筆は不幸にして最近は使わなくなったが、
実は一番長持ちするのは、
濃い６Ｂくらいの鉛筆であるということもよく理解できる。
紙製品が、ぼくは異常なまでに好きなんである。
何故？
答えは簡単ですよ。
紙と鉛筆が一番長持ちするからです。
そんな買い物の愉しみと、都市散歩は実に相性がよいのですね。
フォト・文 石郷岡まさを
フォト・文 石郷岡まさを
