前回に続き、
ぼくの過ごしてきた時代の 青春の歌を書こうと思います。パート2
どうも、これを入れなきゃあホントじゃないよ、と考えることがこの数日
ありましたもんですから。
思い出すままに、書いてゆきます。
西郷輝彦
ナイスガイとして今もご活躍の同氏であるようだが、ぼくが17歳の頃は
この歌手の歌が、心に沁みていったなあ。
なんでも、坊主頭の田舎の子供が、絶対に歌手になるんだと、上京、どなたかの門を叩いて
歌手デビュー出来て、
しかも同時代の多くの若者に相当影響力を与えたのだから、歌を歌う人としては大成功の部類だろう。
一言で言えば、眉毛も濃くって、実に男っぽい方、と記憶する。歌い方もそうでしたね。
後年、
ぼくも総合雑誌などで仕事をするようになりましたが、不思議と芸能人の方を撮る仕事はほとんど無く
でも、大変珍しいことに、ある時に 辺見まりさんを取材記者と一緒に取材したことがありました。
だいぶ後になって、あの頃すでに西郷さんと離婚されていたのだろうか?と思うのですが、そのくらい
芸能ニュースには不案内の人間でした。
これも後から知ったことで恐縮ですが、辺見さんは 霊能師だかなんだかに巨万のお金を騙し取られたとかで
(( こんな名を聞くだけで、ぼくはすぐインチキ、と思う人間であります。)) 騙される方も悪いが、騙す方はもっと悪いと思ったことです。当然ですよね~。
別れたことに、このことが関係あるのかどうか全くぼくにはわかりません。男と女の問題って第三者が言うべき事でもないし、でもですよ、もしかして西郷さんって、案外外見と同様に男っぽい、いいやつなんではないかと思ったことです。真相はいかがなもんなんでしょう⁇
歌は間違いなく素晴らしいものが何曲もありました。
好きな曲を少し書いておきます。
『君だけを』『 星娘』『17歳のこの胸に』
蛇足ですが、御三家 と呼ばれて、橋幸夫、舟木一夫、と一緒に語られることもあったようですが、
ぼくは断然 西郷輝彦が抜きん出て良いなあと思いました。皆さん大スターでしたでしょうが、歌う歌では
ぼくの中では西郷輝彦が一等光っておりましたよね~~。舟木一夫も高校生のような詰襟姿で青春歌謡をバンバン歌っていたのですが~、またある数曲は大変に懐かしいのですがね。
まったく高校生の頃、街には歌謡曲が良く流れ、ぼくも悶々として一人青春時代を送っていた訳なんですねえ。
1960年台後半、日本が豊かさへまっしぐらという時代であったと思うんですね。
フォト・文 石郷岡まさを