gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩  国連防災会議、ウェルカム世界の友よ。

2015年03月16日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ

 この間はややマイナスのオーラに支配され過ぎていた。

 自己批判いたします。

 国連防災世界会議、実に多くの世界中から友が仙台にやってきた。


 多くのNGOの人たちをも街で見かけた。国連関係の人々も含めて実に多くの人たちを見た。

 最初の第1日の朝だと思うが、・・・・

 いつものバスを降りたぼくは、目の前をハリウッドのスターが行くのかと思いましたよ。

 サングラスをかけた西洋人が、白人だった、カップルで目の前を歩いているの。

 これが、どう見てもなんとかクルーズとか、いいやそれよりもちょいとカッコいい人な訳。

 悔しいけれど、西洋白人がさりげなくサングラスをかけて颯爽と歩くのを見るたびに
 東洋人のぼくは、悔しいのだけれどかなわないなあと思うのです、グスン・・・

 日本人がサングラスをすると不良を気取ったチンピラかやくざ映画の人にしか見えないと思うのはぼくだけでしょうか?( 確か、作家の椎名誠もそんなことを本の中で書いていたような気がする。)

 その日の仙台は良く晴れてはいたが、でも白人の人々にとっては絶対グラスが必要な太陽の強さなんでしょうねえ。ぼくは、東北の一都市が突然、ニューヨークかパリになったのかと思ったもん。

 歩く姿がかっこいいよね。胸を張って大股でぐいぐいと歩く、ぼくもそう心がけているんだが・・・何しろ短足なモノでして・・・かなわないのです。


 会期中そんな、ああこの人は防災会議でこられたんだなあと思われる人々を街中で何十人も見かけたよ。



 経済効果はあるのかどうかはわからぬが、確実に日本の文化に興味と関心を持たれた人がたくさん生まれたのではないのかなあ。それがひいては観光でまた日本に来てもらう呼び水になることだろう。

 街中のごく普通の和風食堂で、かしこまるように背をまるめて居住まいを正すようにして店員の案内に従う、という風の外国からの友を何組か見かけた。大衆食堂であっても、彼らにとっては和食とはすなわち禅の世界に属することかもしれない。そんな初々しい何人もの世界の友を見かけた。
刺身定食1500円とか 上寿司2000円や 味噌汁や ずんだ餅は満足のいくものだったのだろうか?( 秋にまた東北を旅することがあったなら、迷うことなくぼくは さんまの刺身 をご馳走したいと思う。)


 楽しい日々だった。

 ぼくはただの傍観者。

 環境問題には関心があるという程度の市民。
 「持続可能な社会」を模索する一環として、
 2002年に smt で個展と環境イベントとを行っているものである。仙台市の芸術イベントの 一つとして行いました。詳しくは、smt せんだいメディアテーク 石郷岡まさを で検索してみてくださいませ。



 3・11の悲劇の跡を癒すように、これからパワフルに本当の復興が始まる、そう思いましたね。


 やっぱり、国連の世界会議というモノはものすごい、何万人もの人々が仙台に来てくれた。

 この経済効果たるや実に効果てきめんなのだと思う。

 これまでは東京のみが栄え、その利益を独り占めしてきたのだろうか?


 仙台が多くの世界の友を迎えた日は以前にもありましたよ。

 2002年のワールドカップ、あの時は競技場に多くのサッカーファンが来てくれたけれども・・・
ただただ競技を見て、それで泊まって帰って行った、イイヤ、宿泊もせずにその日に新幹線でトンボ返りという人も多かったのかもしれない。


 今回はゆっくり滞在して、東北の地を旅して、もう一つの日本を愉しんでいただけたのではないでしょうか?

 なにも観光日本の目玉は 富士山と東京あれこれショッピングや京都観光だけとは限らないのだし、
もう一つの日本、東北がある。東北のパワーはまだまだもっともっと多くの人々にその魅力を披露してやまないその突破口になるような気がしてしょうがないのだ。東北生まれのぼくとしては・・・


 WELCOME to SENDAI.


フォト・文 石郷岡まさを