米 コメディ映画 ファング一家の奇想天外な秘密 観ました

2015年

ニコールキッドマン主演です。

ともにスランプ気味で冴えてない中年の女優と作家、姉弟。

おとーとおかーは自称芸術家で、

芸術に強い信念を持っており、

流動性のない作品は化石と一緒だ！

と、即興でのパフォーマンスに芸術を込めております。

写真撮影の時、ハイ、チーズでみんなで血を垂らしたり、

幼い息子に銃を持たせて銀行強盗のふりさせて、

そこを警官に扮したお父さんがフォールドアップ！ってやってきて、

銃が暴発して、

おかーが撃たれた振りして倒れて、あたりは流血。

おねーが取り乱して「ままぁ！」

弟がやってきて血を舐めて

「メープルシロップは甘いぜ」

とか

まぁ、ちょっとやりすぎなドッキリな感じ？

何やら論理は宣われていましたが、

私には興味が持てず、この人たちのやってる事って、

赤の他人の日常を奪ってる時点で、

アートを語ったテロじゃん？

と、共感出来ず‥

姉弟はある作品をきっかけに親の作品には

参加しなくなり、親と距離を保っていたのでしたが、

ある日、ポテト爆弾の取材にいった弟が怪我をして、

病院が親を呼んでしまい、

「ねーちゃん！やばいよ！来てくれよ！」

と、姉が呼び出されたのでした。

病院で一家再会！

また家族でアートやろうぜ！

アニーよ、おめーの女優仕事は芸術じゃない

バクスターよ、おめーの小説、一作目は良かったけど、二作目で死んでるな

行き詰まってる二人はうぐっ！

今度は偽のサンドイッチのただクーポン作って配って、

サンドイッチ屋に偽クーポンを持った大量の人が押しかける。

そしたらどうなる？

って、反応をビデオに収める。

予定だったんだけど、

サンドイッチ屋の店員が疑いもせずにサンドイッチを配ってしまい、

おいおいおい！

それじゃアートにならないじゃいか！

責任者出せ！って言ったら、

責任者者の若い男性も「サンドイッチ欲しいならあげますから、ごねないで下さい」

ことなかれ主義！！

あかん！

もうアートがつうじんっ！！

おかーとおとーは旅に出ます。

そして、

血まみれの車を残して失踪してしまったのでした！

警察があの辺りで同じような殺人事件が何度も起こってるので、

事件に巻き込まれたのではないかと言いますが、

姉と弟は信じず、

またいつものアートに違いない！

と、思うのですが、

本当に犯罪に巻き込まれた？

とか不安になりながら、捜索を続けます。

が、失踪したのはそうして欲しいからで、

探さない方がいいと言われ、

両親の家財をガレージセールに出します。

そしたら、家族しか知らない曲がCDになっており、

歌ってるのは双子の少年、この曲は自作とあります。

何でや！

何でこの子ら、この曲しってるん？

この子ら何者？

双子の正体を探りに行きます。

そこから知らなかった方が良かったかもな

一家の奇想天外？な秘密が明らかに！！

って、まぁー

お父さんの隠し子(母は知っていた)だったというだけで、

おとーは芸術と称して、別の家庭を持っていたのでした。

じゃ、おかーはどこや？

まさか殺されたのか？？

って、思ったら、違っていて、

おかーは別の所で一人暮らししてました。

おとーさんの芸術の理解者は私なの

(だから別の家庭持ってても許すわーー)

😨😨😨😨😨😨😨

これ、コメディなの？

笑える？？

茫然自失の姉弟、

この世界にたった二人になったつがいのように

仲良く傷を舐め合うふたり

(プラトニックですよ！)

姉は女優をやめ(どうせ仕事無かったんだ)弟は作家に打ち込みます。

あんなひどい体験したけん

創作意欲湧くわーーーな感じ。

まぁ、

二人仲良く

これで良かったのかな

最高の芸術作品はお前たちだよ！

二人ならアダムとイブにもなれるのだから

って感じでしょうか🙄

いつもはド派手なイメージなニコールキッドマンさんが

綺麗なんだけど地味な女性を演じていて、面白かったです。

親が嫌すぎるので

星三つ

関係ないけど、

作中でおかーが描いてて隠してあった絵が何枚か出てくるんだけど、

内臓はみ出たニンゲンの絵とかが可愛いタッチで描かれていて、不気味でした。

可愛い絵と残酷描写ってリンクしないって、

これも固定概念ですよねー

あの絵がもう一回見て観たい。

凄い映画をありがとうございました😊