まさみちゃんだよ

日常の活動報告

定額働かせ放題法案

2018-06-28 21:42:25 | 労働

2018年6月28日

「働き方改革」関連法案の委員会採決強行に抗議する(談話)

社会民主党幹事長 吉川はじめ

1.本日、与党は、社民党、自由党、立憲民主党、日本共産党が提出した島村大参議院厚生労働委員長解任決議案を棚上げし、参議院厚生労働委員会を再開し、「働き方改革」関連法案の採決を強行した。参議院の審議を通じても、長時間労働を助長する高度プロフェッショナル制度の問題点、政府の説明のごまかしが数々と明らかになった。しかも8法案一括であり、細部の論議はまだ全く深まっていない。「働き方改革」関連法案によって、戦後、曲がりなりにも、日本の労働者の権利を守り健康を保護してきた日本の労働法体系が、まさに崩壊してしまうことを危惧する。働く者や過労死遺族が強く反対する高度プロフェッショナル制度の創設を含む「働き方改革」関連法案は廃案しかない。延長国会で力ずくで法案を押し通そうとする安倍政権の強権的な姿勢は、断じて許されない。採決強行に強く抗議するとともに、本会議上程を許さず、最後までたたかい抜く。

2.全ての働く者とその家族に関わる重要な法案であるにもかかわらず、「働き方改革」関連法案をめぐる政府側の対応は、国会軽視、国民無視そのものであった。安倍首相や加藤厚生労働大臣らの答弁は、論点のすり替えやはぐらかし、質問とまったく関係ない内容であり、「ご飯論法」、「信号無視話法」と厳しく批判を集めた。そもそも法案審議の議論の出発点としてなされた調査にデータのねつ造や誤りが多数発覚し、当初政府が狙っていた裁量労働制の適用拡大は撤回を余儀なくされたのであるから、労働政策審議会に差し戻すべきだった。

3.いま求められているのは、「世界で一番企業が活動しやすい国」のための働かせ方改革の法案ではなく、真に働く者のための働き方改革である。高度プロフェッショナル制度の削除、残業時間の上限規制の強化と実効性確保、勤務間インターバルの義務化、裁量労働制の適用の厳格化、健康確保措置の充実、パワーハラスメント規制の導入、同一価値労働同一賃金の実現をはじめ、すべての労働者が、健康とワークライフバランスを確保しながら、尊厳をもって働き続けられるための実効性ある法整備がいまこそ必要である。これからも雇用の安定と人間らしい尊厳ある働き方を実現するために全力を挙げる。


「慰霊の日」に沖縄を想う

2018-06-23 09:33:13 | 沖縄

 本日6月23日は、沖縄県の「慰霊の日」。20万人余の犠牲者を出した沖縄戦は、1945年4月に沖縄本島に米軍が上陸し、県民を巻き込んだ地上戦。73年前、日本軍司令官らが自決し、組織的な戦闘が終わったとされる日である。

 私は今でこそ、機会があればいつでも沖縄に行きたいと考えているが、ずっとグアムやサイパン、沖縄には行かなかった。それは、戦争犠牲者に申し訳ない、リゾート気分で行くところではないと思っていたから。その後、5.15平和行進で沖縄に行く機会があり、沖縄の魅力(食、文化、音楽、自然、生活風習など)の虜になった。ただ、もう一つ沖縄にある簡単に表現できない魅力が、感覚として自分では分かるのであるが、もやもやとしていたものがあった。

 昨日朝日新聞を読んでいると、社会学者の岸政彦(立命館大学教授)が寄稿された『「ゆっくり続く沖縄の戦後」世代を超え受け継がれる感覚』という文章があった。それは、-沖縄のなかで世代を超えて超えて受け継がれるある種の「感覚」のようなもの、ー自分の祖父や祖母やその親戚が亡くなったその同じ場所で、いまも沖縄の人は暮らしている、ー自分たちの生活は自分たちで守るというもの。これは、本土の農村地帯で、何世代にもわたって村の生活や文化を守っている人々の感覚と共通する項ではないかと思った。

 私自身が、そのような気持ちで日常をおくっているので、意識することなく共鳴しているのであろうと確認できた。

 

 


ミサイル避難訓練中止へ

2018-06-22 11:22:17 | 社会

政府、ミサイル避難訓練中止へ 

 

受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員

2018-06-21 09:35:41 | 政治活動

受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」

受動喫煙対策が議論された衆院厚生労働委員会で、6月15日、参考人として招かれたがん患者が意見を述べている最中に、自民党の穴見陽一議員が「いい加減にしろ!」とヤジを飛ばしていたことがわかった。

受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案は、飲食店内は原則禁煙にする当初の厚生労働省案に自民党が反対。一定面積以下の店は「喫煙」「分煙」などと表示すれば喫煙可能にする対案を出すなど自民党の抵抗が続いてきた。

その後、妥協案として、客席面積が100平方メートル以下の店を例外とするなどの経過措置が設けられた政府の現改正案が出され、がん患者らから「骨抜きにされた」と批判を浴びていた。

「こんな人が国民の健康を守る法案を審議しているのか」

議員の常識は世間の非常識などと揶揄されて久しいが、この人の人格と見識を疑う。

選挙での手痛い洗礼を受けるだろう。


東海第二再稼働「反対」、水戸市議会

2018-06-20 10:57:38 | 原子力

 2018年第2回水戸市議会定例会は6月4日から19日までの会期で開催されました。

 最終日の意見書採択では、議員提案の「東海第二原子力発電所の住民理解のない再稼働を認

めないことを求める意見書」(案)が議長を除く議員26人のうち賛成17人、反対2人の賛

成多数で可決しました。(退席者7人)3月に東海村を含む周辺5市が日本原電と新安全協定

を締結して以降、水戸市議会が明確に東海第二原発の再稼働に反対する意思表示を示すことが

出来たことは画期的です。この意見書の採択は事前了解に対する水戸市の判断に大きな影響を

及ぼすことは間違いありません。

 なお、意見書は昨年6月に、生活クラブ生協茨城が「運転期間延長を行わない」意見書を求

める陳情を市議会に提出。総務環境委員会が2月に陳情を趣旨採択し、3月定例会で提案しま

したが、提出期限が過ぎていたことから採択が見送られていた案件です。