2018年第2回水戸市議会定例会は6月4日から19日までの会期で開催されました。
最終日の意見書採択では、議員提案の「東海第二原子力発電所の住民理解のない再稼働を認
めないことを求める意見書」(案)が議長を除く議員26人のうち賛成17人、反対2人の賛
成多数で可決しました。(退席者7人)3月に東海村を含む周辺5市が日本原電と新安全協定
を締結して以降、水戸市議会が明確に東海第二原発の再稼働に反対する意思表示を示すことが
出来たことは画期的です。この意見書の採択は事前了解に対する水戸市の判断に大きな影響を
及ぼすことは間違いありません。
なお、意見書は昨年6月に、生活クラブ生協茨城が「運転期間延長を行わない」意見書を求
める陳情を市議会に提出。総務環境委員会が2月に陳情を趣旨採択し、3月定例会で提案しま
したが、提出期限が過ぎていたことから採択が見送られていた案件です。