受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」
受動喫煙対策が議論された衆院厚生労働委員会で、6月15日、参考人として招かれたがん患者が意見を述べている最中に、自民党の穴見陽一議員が「いい加減にしろ!」とヤジを飛ばしていたことがわかった。
受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案は、飲食店内は原則禁煙にする当初の厚生労働省案に自民党が反対。一定面積以下の店は「喫煙」「分煙」などと表示すれば喫煙可能にする対案を出すなど自民党の抵抗が続いてきた。
その後、妥協案として、客席面積が100平方メートル以下の店を例外とするなどの経過措置が設けられた政府の現改正案が出され、がん患者らから「骨抜きにされた」と批判を浴びていた。
「こんな人が国民の健康を守る法案を審議しているのか」
議員の常識は世間の非常識などと揶揄されて久しいが、この人の人格と見識を疑う。
選挙での手痛い洗礼を受けるだろう。
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