吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

ボランティア参加には、社会的ハードルも高すぎる

2011-04-14 18:47:14 | ボランティアのススメ
体力には自信があるし、精神的にもタフだけど・・・ボランティア活動に参加できない、という方は、多いだろう。

何度も繰り返しになるけど、今回僕がボランティア活動に参加できたのは、偶然、長期休暇を取っていたためだ。

でなければ、行けなかった。
極端な話、ひょっとしたら、今回が最初で最後のボランティア活動になる可能性だってあるのだ。

僕も、企業に勤めて給料を頂いている身だから、それを犠牲にしてボランティア活動する訳にはいかない。
(逆に、勤め先から行けと言われれば、行かざるを得ないけど。その場合には、喜んで行かさせて頂きます)

ボランティア活動に参加したくても、参加できない・・・そのハードルを高くしているのは、社会的な事情だろう。

仕事がある。
家庭もある。

それらを犠牲にするようなボランティア活動は、むしろ、しないほうが良いだろう。
ボランティアというのは、できる事を、できる範囲でするものであって、自分や、自分の家庭を犠牲にしてまでするものではないのだ。

だから、ボランティア活動に参加しようと考えている方は、参加する事により、経済的に過大な負担がかからないかどうか、そして、家族の同意を完全に得られるかどうか、それをよく考えてください。

以前にも書いたけど、ハードルを高くしている要因を、できる限り緩和して、ハードルを低くして、ボランティア活動に参加しようという人が、気軽に参加できるような社会の枠組み作りが、これから重要になるのではないかと思う。


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