吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

服装は大丈夫ですか?

2011-04-12 19:58:13 | ボランティアのススメ
ボランティアに参加する時、どのような服装をすればよいのだろう?
これは、とても大事なことだと思う。
せっかくボランティアに参加しようと思っても、服装が適切でなければ、思う存分活動できないかもしれない。
それどころか、マッチングのときに断られてしまうかもしれない。

ところで僕はボランティア活動中、次のような投稿をした。

「ボランティアの服装例」
http://blog.goo.ne.jp/masakiyoshimatsu/e/900d5d042a27fbc75b0cd429592c8052

写真自体は結構ウケたようだけど、僕自身はいたってまじめだった。

改めて見てみよう。

ヘルメット・・・がれきが散乱した現場で、家財道具や畳の運び出しをしているうちに、どんな落下物があるか分からない。または、どこに頭をぶつけるか分からない。
余震で、頭上から落下物があるかもしれない。
ヘルメットでなければ、タオルを巻いた上に帽子をかぶるか、せめて厚手の毛糸の帽子をかぶるかしたい。

防護メガネにマスク・・・活動場所は、晴れた日など特に砂埃がひどい。目と呼吸器を守るために、防護メガネとマスクは必要。マスクは、使い捨てのものをある程度まとめて持っていくと良いだろう。
ちなみに僕は、防護メガネを持っていかなかったので、結構しんどい目に遭った。

服・・・僕は、作業着に作業ズボン、その上からカッパを着用した。
カッパかヤッケは、絶対必要。でなければ、服が汚れる。
なお、作業服と作業ズボンは、綿と化繊(ポリエステル)の混紡のもの。これだと汗をかいても乾きが早い。逆に綿100%だと、なかなか乾かず、身体が冷えて、風邪を引いたりする。

手袋・・・ゴム手袋、できれば丈夫なのが必要だろう。
ただし、僕は使い捨てのビニール手袋の上に軍手だったが、それでもじゅうぶん使えた。

小物入れ・・・小さなリュックとか、ウエストポーチ。
昼食とか、水とか、タオルとか、貴重品とかを入れておく。
(僕は、十徳ナイフも入れていた。十徳ナイフは、いろいろな場面で役に立った)
小物入れの類は、活動中は、他の人の小物入れと一緒に、目に付きやすい安全な場所にまとめて置いておいた。
なお、移動中はスコップなどの道具を持ち歩いたりするので、両手が自由になるようなものが良い。

靴・・・安全長靴が良いと思う。
足の上に何が落ちてくるか分からないし、釘を踏んでしまう恐れが多いので。
つま先は鉄でなくても、プラスチックで保護されたものでも良い。
普通の長靴をはいている人が多かったが、釘を踏み抜くなどの事故が何件か発生しているようだ。


以上はあくまで僕の実体験に基づくもので、必ずそうしなければならない、というわけではない。
他にも、下にあるようなサイトを参考にしてください。

災害ボランティアの服装:ボランティアの心得
http://volunteer.n-da.jp/e41841.html

災害ボランティアにいがた広場:ボランティア 服装・持ち物
http://www.nsv-net.jp/cat54/051mochimono/

ボラセン前で待っていると、どう見てもボランティアに行こうという服装でない人たちもいたりして(極端に言えば、サンダル履きの人たちも実際いたのだ)、
「あれ、だいじょうぶかな・・・」
「絶対まずいよね・・・」
みたいにみんなヒソヒソする事もあった。


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