Versteck von Snufukin

日常生活の色んなことに対して文句を言ったり言わなかったりするブログ。

青 対 青

2006-07-10 06:13:48 | Fussball
終わっちゃった(挨拶)

終わりましたね
一ヶ月あまりの熱戦が

イタリアの狡猾さがにじみ出た試合でしたね

試合はずっとフランスのペース
イタリアはDFユニットとブッフォンに
頼りっぱなしだった

それでもできることをしっかりとやりきった
守って
粘って
PKに持ち込む

実にしたたか


もうひとついえば両者の違いは
チームとしての力

これはチームの総合力ということではなくて
出場した選手

イタリアは控えGKを除いて
すべての選手がどこかの試合に出場している
リッピの采配が賞賛されたように
交代した選手が試合を決めたりもした

一方のフランスは
今日の試合にも象徴されたように
ゲームを支配しながらも
決めきれない状況で
選手を変えることができない

スタメンが磐石といえば聞こえがいいが
スタメンの質の高さ故に
膠着状態に陥ったときに
外から手が加えられない

ジダンの存在感の大きさゆえに
与えるメリットの大きさはもちろん大きいが
逆に攻撃のスピードが落ちるなどの弊害ともいえる
指摘があったのも事実


それにしても
フランスで不可解なのが
その
ジダンの退場

一度は引退を表明しながらも
母国の危機を救うために復帰
試合を重ねる毎に
トップフォームへと近づいていく
そして決勝

現役最後の試合が
W杯の決勝戦

自らのPKで先制し
自国を二度目の栄冠に導くかのように思えた

まるでこうなる事が運命かのように
ドラマチックな展開だった
世界の誰もがジダンの有終の美を想像しただろう

しかし
現実は残酷だった

彼は最後の最後で自らの軽率な行動で
自らのキャリアに終止符を打った

多分
試合中に
マテラッティに
しつこくマークをされたんだろう

きっと
審判からは見えないようなとこで
ファールを受けてたりしたんだろう

おそらく
思うようにいかない試合展開に
フラストレーションが溜まっていたことは
想像に難くない


でも
彼のあの行動は
あまりにも軽率で突飛すぎたと思う

あれだけ
堂々と頭突きしては
言い逃れの仕様がない


彼の退場が
チームに与えた影響は
あまりにも大きすぎた

明らかにチームは動揺していた
やはり
彼の存在は
あまりにも大きかったということだろう

俺の中では
彼の基本的にはクリーンなプレーをする選手だった
自らのサッカー人生の最後の試合で
あの行動をした

その背景に何があるのかは
誰にもわからないかもしれない



ついでに言えば
試合後にピッチ上で断髪式をした
カモラネージの行動も理解に苦しむ

断髪後のカモラネージは
落ち武者にしか見えなかった

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