今朝の埼玉新聞
地域版の記事で連載されてます
「寄居町商工会青年部の挑戦」
早くも第4弾
写真は
「第7回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で、初出場ながら9位に輝いたエキナセアうどん=2010年11月21日、加須市の加須はなさき水上公園より
このときのエキナセアうどんのスープ担当
戦国居酒屋ひこべえの松崎しげちゃんの記事が載ってます。
記事の内容
私は、エキナセアという植物が栽培されている寄居町の折原というところで飲食店を経営している。エキナセアとは免疫効果をたかめるといわれるハーブ。寄居町では新しい特産品として売り出し中である。寄居町商工会の白川さんから「エキナセアを使った料理をつくり、県の『ご当地B級グルメ王決定戦』で活躍できないか」と話があり、5カ月にわたる試行錯誤の日々が始まった。
手軽に食べられるから、うどんにしよう。麺はエキナセアの葉の粉末を練りこんでしまえばいい。問題はスープだった。そこで出した答えは塩味で統一するということ。エキナセアの麺は緑色なので、しょう油味のスープでは見栄えが悪い。だから透明の塩スープということになった。
しかし、この味づくりには苦しみ、10円はげができるほど。町長さんや役場、商工会や飲食店関係者などを集めた試食会では「このままでは大会に勝てない」と一喝され、10円はげが500円はげになるのではと心配が深まった時期だった。
このエキナセアうどんの具材はブタ肉、シイタケ、ネギ。すべて寄居産。これらをスープで引き立てなければならない。B級グルメ王決定戦はチームで戦うので、仲間に恥をかかせるわけにはいかない。何が何でもトップ10に入らなければ。
そんな思いで臨んだ最後の試食会。一同、一口食べて一瞬静まりかえったが、しばらくして飲食店組合長さんが「よしっ、これでいくぞ!」。
この時、大会まであと半月と迫っていた。本番では1200食を出さなければならない。そうなるとチーム力がものをいう。寄居のチームは商工会青年部が主力。本番を想定したリハーサルも開き、順調に準備を進めてきた。
しかし、なんといっても最大の壁は半端ではない量の仕込み。大会前日の午前中から取り掛かったが、作業が進めども終わらず、山積みのネギとシイタケを前に、思わず包丁を握った手が止まった。その時、白川さんのお母さんをはじめ、メンバーが仕事の合間を縫って次々と応援に駆けつけてきた。「これで勝てる」と確信した瞬間だった。
大会当日の午前5時、車6台、13人からなるチームは大会の地、加須へと向けて出発した。大会が始まって思い知らされたのは、エキナセアうどんの知名度のなさ。当然、行列はできない。お客さんたちも、家族の1人が代表で、探りを入れるという感じで食べに来る。
それでも「1人のお客さんがたくさん集まれば行列になる」。仲間を信じ、明るく接客に励んでいたら、思いは通じるもの。気がつけば1人ずつのお客さんが行列をなしていた。疲労が増しているはずの仲間たちも、リハーサル通りに仕事をしている。「このチームはいける! 強い! そして何よりも明るい!」。ついに1200食を完売。この大戦(おおいくさ)で偉業を成し遂げたのだ。
このチームに順位をつけたくない。しかし嫌でも順位発表の瞬間はやってくる。表彰式でアナウンスするのは10位以内だけ。まず第10位から。栃木県鹿沼市のニラそば。トップ10に入れなかったか…と思った瞬間、「第9位、埼玉県寄居町エキナセアうどん!」。
耳を疑っていると、メンバーの町田さんが私の肩をポンとたたき、「松ちゃん、トップ10入ったんだよ」。そこで頭に浮かんできたのは、5カ月間のチームと歩んだ"エキナセアロード"の軌跡だった。
「寄居を元気にしたい」という同じ目的をもった仲間がいれば、さまざまな壁を乗り越えることができることを実感した。これからも行き着く場所を見極めたいと思っている。
(寄居町商工会青年部研修・イベント委員長 松崎成幸)
埼玉新聞記事より
いやーー!
懐かしいね
凄かったね
そんでもってまたまたあたしの名前まで出してもらっちゃって…。
しげにありがとーだね
しかし
いったいあたしの本職は何屋さんなんなんでしょうか?
誰かおせーてー!!
地域版の記事で連載されてます
「寄居町商工会青年部の挑戦」
早くも第4弾
写真は
「第7回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で、初出場ながら9位に輝いたエキナセアうどん=2010年11月21日、加須市の加須はなさき水上公園より
このときのエキナセアうどんのスープ担当
戦国居酒屋ひこべえの松崎しげちゃんの記事が載ってます。
記事の内容
私は、エキナセアという植物が栽培されている寄居町の折原というところで飲食店を経営している。エキナセアとは免疫効果をたかめるといわれるハーブ。寄居町では新しい特産品として売り出し中である。寄居町商工会の白川さんから「エキナセアを使った料理をつくり、県の『ご当地B級グルメ王決定戦』で活躍できないか」と話があり、5カ月にわたる試行錯誤の日々が始まった。
手軽に食べられるから、うどんにしよう。麺はエキナセアの葉の粉末を練りこんでしまえばいい。問題はスープだった。そこで出した答えは塩味で統一するということ。エキナセアの麺は緑色なので、しょう油味のスープでは見栄えが悪い。だから透明の塩スープということになった。
しかし、この味づくりには苦しみ、10円はげができるほど。町長さんや役場、商工会や飲食店関係者などを集めた試食会では「このままでは大会に勝てない」と一喝され、10円はげが500円はげになるのではと心配が深まった時期だった。
このエキナセアうどんの具材はブタ肉、シイタケ、ネギ。すべて寄居産。これらをスープで引き立てなければならない。B級グルメ王決定戦はチームで戦うので、仲間に恥をかかせるわけにはいかない。何が何でもトップ10に入らなければ。
そんな思いで臨んだ最後の試食会。一同、一口食べて一瞬静まりかえったが、しばらくして飲食店組合長さんが「よしっ、これでいくぞ!」。
この時、大会まであと半月と迫っていた。本番では1200食を出さなければならない。そうなるとチーム力がものをいう。寄居のチームは商工会青年部が主力。本番を想定したリハーサルも開き、順調に準備を進めてきた。
しかし、なんといっても最大の壁は半端ではない量の仕込み。大会前日の午前中から取り掛かったが、作業が進めども終わらず、山積みのネギとシイタケを前に、思わず包丁を握った手が止まった。その時、白川さんのお母さんをはじめ、メンバーが仕事の合間を縫って次々と応援に駆けつけてきた。「これで勝てる」と確信した瞬間だった。
大会当日の午前5時、車6台、13人からなるチームは大会の地、加須へと向けて出発した。大会が始まって思い知らされたのは、エキナセアうどんの知名度のなさ。当然、行列はできない。お客さんたちも、家族の1人が代表で、探りを入れるという感じで食べに来る。
それでも「1人のお客さんがたくさん集まれば行列になる」。仲間を信じ、明るく接客に励んでいたら、思いは通じるもの。気がつけば1人ずつのお客さんが行列をなしていた。疲労が増しているはずの仲間たちも、リハーサル通りに仕事をしている。「このチームはいける! 強い! そして何よりも明るい!」。ついに1200食を完売。この大戦(おおいくさ)で偉業を成し遂げたのだ。
このチームに順位をつけたくない。しかし嫌でも順位発表の瞬間はやってくる。表彰式でアナウンスするのは10位以内だけ。まず第10位から。栃木県鹿沼市のニラそば。トップ10に入れなかったか…と思った瞬間、「第9位、埼玉県寄居町エキナセアうどん!」。
耳を疑っていると、メンバーの町田さんが私の肩をポンとたたき、「松ちゃん、トップ10入ったんだよ」。そこで頭に浮かんできたのは、5カ月間のチームと歩んだ"エキナセアロード"の軌跡だった。
「寄居を元気にしたい」という同じ目的をもった仲間がいれば、さまざまな壁を乗り越えることができることを実感した。これからも行き着く場所を見極めたいと思っている。
(寄居町商工会青年部研修・イベント委員長 松崎成幸)
埼玉新聞記事より
いやーー!
懐かしいね
凄かったね
そんでもってまたまたあたしの名前まで出してもらっちゃって…。
しげにありがとーだね
しかし
いったいあたしの本職は何屋さんなんなんでしょうか?
誰かおせーてー!!