ナポリは恋人

ジリオラ・チンクェッティの歌が手にはいった。
その歌は昔、マルがチュウーガッコの時の
掃除の時間にかかっていた。
たぶん音楽の先生がファンだったんであろう。
知らず知らずのうちにカンツォーネを口ずさんでいた。
今でもこの歌を聴くとホーキを持ちたくなる。
単純なマルの脳みそはパブロフの犬現象が永遠に続いている。



最近、鴨島のレストラントスカーナ
で彼女のアルバムを聞いた。
懐かしく思い毎日のように通った。
いつでも流れていたのである。
店のオーナーがチンクェッティが好きなんだろうけど、
店の名前もイタリアの州の名前トスカーナなので
店の雰囲気にすっこりとはまっている。

イタリア語の歯切れのよい強烈な巻き舌は
なんとも心地良い。
浅草のおっさんが歌えば喧嘩の歌に聞こえるかもしれない。

雨　は２００２年にトヨタがビッツのＣＭに使った。
ナポリは恋人　はコーラスの入った壮大なマルの最も好きな曲である。
夢見る想い　　なんて４０年以上も前の曲である。

時間帯によっては重いのだが、テレビで言うゴールデンタイムをずらせば
簡単に取り込める。

来年還暦になるイタリアの婆ちゃんが若かりしころの
歌声をぜひ聴いてもらいたい。

（すこしでも軽くするためにかなりビットレートをおさえてある。
高音質で聞くにはまたマルに相談。）