チーム弁慶

名はマルと申す
よろずの釣り
貧乏釣法をめざしておる。
たいくつな毎日に幸あれ。

牟岐大島釣行③

2018年06月28日 | Weblog

テレビや雑誌、ビデオに出演している日本でも有名な石鯛クラブで

今年、最後の名人位を獲得したそがーはんは

出船前から『集中するのは朝一と昼からの一時間ぞ!』

なんでか知らんがそう言うとった。

前の磯から僕の竿が気になるらしい。

電話で水深や棚、底の状態、竿の角度、潮による鉛の大きさやハリのサイズ等々。。。

レクチャーを受けながら

あらまあ

小型だが魚が入れ食いになった。

ほんの一時間の出来事だった。

気が付けば船が迎えに来とる。。

僕は泣く泣く竿を置いたのである。

帰りは睡眠不足と疲れでフワフワしていた。

家に着くとシャワーとともにフリチンで意識を失う。。。

足があるのか?ほとんどの魚が嫁いでいっとった。

今度こそ、体調整えて、

寿司作るぞおお!!


牟岐大島釣行②

2018年06月28日 | Weblog

ピトンを打ち込んでいると、そがーはんから電話があった。

『ここは60オーバーがおるから気をぬくなよ!』

イシダイは最初の5投が勝負である。

おったら口開けて待っとるらしい。

トロトロしとったら引っ張られて落ち込みそうになったことが何度かあるんで、

食ってほしいやらほしくないやら、

複雑な気分でドキドキが止まらない。

この緊張がたまらんのである。。。

そして5投目も終わった。

しーー~ん

あかん潮が左方向は反対じゃ。

仕掛けがポイントに入らん。

それにしても暑い!カンカン照りじゃ!

汗がダラリダラリと顔面全部から噴き出してきた。

ジュースを2本とお茶を持っていたが、

カルプスウォーターを一瞬にして飲み干した。

しばらくしてガマンならずに2本目に口をつけたところで手を滑らせてしまう。

 桃の天然水はカランコロンと波にもまれて消えていった。。。

あああ命の水が。。。

自分のトロコさに愕然とした

ここでもう

僕は海の砂漠で、残る一本のお茶を飲む勇気を失う。

もちろん喉が渇くおにぎりもパンも食うことをやめることにした。

突然!

前のほうからゴトゴトと音がした。

そがーはんの大きいクーラーが海に落ちてプカリプカリ。

そがーはんも

やっとるがな!

しかしながらここは金毘羅丸がすっ飛んできて事なきを得る。

2時間おきに見まわりにも来てくれる

船長のフォローにホッとした。

お昼を回って、潮が右方向に変わった。

すまんまだつづく。。