久々に高校のときの親友みのきちに会った。
彼とはノーシンズというデュオを組んでヘタクソなギターをひっかきならし、
うるさいわ!
といつも下宿屋のババアに怒られていた。
卒業間近になってカセットテープに吹き込んだ曲が
なんと数十年ぶりに出てきた。
マルが持っていたマスターテープは引っ越しの時にどこかに消えてしまい、
忘れ去られていたのだが、
みのきちが懐かしく思い、何曲か残された古いテープをCDにおこしてくれていたのである。
アルバムの復刻版としてでてきたのには笑えた。
あまりに懐かしかったので
自分らの思い出に少しアップしてみた。
法隆寺
法隆寺 唄みのきち 詞みのきち 曲ひろし
俺が初めて旅に出て汽車に揺られて3時間
西に見えるは法隆寺カラスが空舞う法隆寺
夕暮れ迫る山際にひときわひかる法隆寺
泣く子も黙るこの寺で一人の女が泣いていた
3年前のお正月おまえと出会ったこの寺で
その思い出も悲しみも流してほしい法隆寺
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
夕焼けに散ったちぎれ雲
真っ赤に染まるこの丘で少し上ってキスをして
下に見えるは法隆寺夕焼け小焼けの法隆寺
なんにも見えない丘の上やっと結ばれた法隆寺
出会ったその日に結ばれた俺とおまえの法隆寺
終わった時にさよならの鐘がなるなり法隆寺
その思い出も悲しみも流してほしい法隆寺
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
むなしく散った恋の花
うたたね
うたたね 唄詞曲 ひろし
春の桜の木の下で飲んで騒いで日が暮れた
夜の街角ルンペンがあさりはじめたポリバケツ
つっぱり課長のハンケチは5度目の女の忘れ物
汗にまみれた男たち腰のタオルが汚れてた
ああ どうして人々は
上と下の暮らしがある うううう
昼メロ志望の俳優は涙流せず泣いていた
どこかの国の子供たちおなかすかして泣いていた
ああ うとうと昼下がり
こんなぼくでも幸せだよね うううう
ららららららら うたたね
ららららららら うたたね
8ヶ月の思い出
8ヶ月の思い出 唄みのきち 詞みのきち 曲ひろし
6月中ごろ中華そばを君と二人ですすったね
雨の降る中公園で二人きりで話したね
君のバ-スディ映画を見て
眉山を足で上ったね
クリスマスの日に君にもらった手編みのマフラーありがとう
ああ君は桜のように可憐に咲いてほしい
僕の愛するヨーコだから自由に生きてほしい
スケート場でこけた君は恥ずかしそうに笑ったね
目玉を寄せて舌を出すそんなしぐさが可愛いよ
夕暮れ近い栗林でカモに指をかまれたね
時は無常に過ぎ去って僕の心を締め付ける
ああ君は桜のように可憐に咲いてほしい
僕の愛するヨーコだから自由に生きてほしい
もう卒業君愛すとき君の姿が消える
僕の愛するヨーコだから幸せになってほしい
僕の僕の愛するヨーコへ
僕の僕の僕の愛するヨーコへ
なんと懐かしや。。。
ワシらにも青春はあったぞな!!
40代 日記@BlogRanking
プチッとしてね
声が幼いのお。
このときのテープ
学校ではかなり売れたのじゃ。なあ
みのきち